つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

又もや、やりたくはないけれど…

2013-12-27 13:01:43 | 健康

は~、腸の内視鏡検査をやっちゃったよ。

今年、胃に続いての検査だ。


毎年の定期検診での検便では異常はなかったのだが、

トイレでの出血を確認したのである。

元々一度はやらなきゃあ、とは思っていたので

やることにした。

 

前日の三食の検査食を済ませ(けっこう旨かった)

検査当日は何も食べないで、癌センターに出かけた。

 

まず、2リットルの下剤を紙コップ1杯ずつ10分おきに

飲んで、腸を空っぽにしなければならない。

 

ここでは、約20名の男女が一部屋に向かい合って飲むのだ。

トイレも男女共同で、10個程が二部屋に並んでいる。

 

この時に、真っ先に羞恥心を捨てようと覚悟した…。

 

トイレは、完全に水状になったと思ったら、中から

ブザーで看護士さんを呼んで、確認してもらうのだ。

 

確認してもらうと、午前の準備終了となる。

 

検査は1日かかり、午後からいよいよ内視鏡だ。

 

哀れなるかな、穴あきパンツを履いてベッドに横向きに

寝かされ、麻酔の注射を打ってから始まる。

 

麻酔が効いてきたのか、物があやふやに

見え出し、視界に白い花が咲いたように

広がっていく…もしや、これが臨死体験で見る

花園なのか…遠のく意識の中でそう思ったのだった。

 

これがけっこう気持ちよく、ふと、このまま逝って

しまったもいいかなあ…なんて誘惑に駆られたのだが、

気を取り直し、まだちと早いぞ…と気を引き締めた。

 

お蔭で、黄泉の花園に迷い込むこともなかったようだ。

 

「これ、見えますか~ポリープがありますよ」麻酔は

まだ効いていたが、ハッキリとポツリと白い出っ張りが見える。

 

「形や大きさ、色からまあ悪いモノじゃないですね」と

お医者様がおっしゃる。

 

そのうち気が遠くなり、気が付いた時にはベッドに

寝かされていた。1時間は寝ていなくてはならないそうで、

目が覚めても時間まで、おねん寝させられた。

 

結果は、心配ないということだったが、どうしてポリープを

取ってくれないのか聞いてみたら、5ミリ以下で色、形状など

から、必要ないということだった。

 

どうやら出血は、直腸がちょっと赤くなっているので、

痔ぎみのせいだというトホホな結果だったのだ。

 

「ポリープが癌化することはないんですか?」と聞くと、まず

心配はいらないが、2~3年後にはもう一度検査をしたほうが

いいと言われた。

 

「エ~また~」と思ったが、まあそんな年になってしまったのだと

あきらめたのだった。

 

ちょっと圧迫痛はあったものの、胃カメラよりは楽な気がした。

 

しかしいずれにしろ、できればやりたくないのに変わりなく、

避けれるのものなら避けたいところである。

が、そうは問屋がおろしそうにもない。やれやれ…。

 

 冬晴れてS字さまよう内視鏡

                  issei

 

 

 

 


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