展示の打ち合わせを兼ね、久々に
茶房「じゅん」へ行ってきた。
「じゅん」はほぼ満席だったので、カウンター席へ陣取った。
久々に見るママは、元々華奢なタイプが、
いい具合のふっくら加減で、元気だった。
アイスの抹茶を頼むと、旬の琵琶を形どった和菓子が
付いてきた。相変わらずいいセンスで、味も言うことなし。
この「じゅん」は、ママのセンスの良さと店の周りの
自然が一体となって、四季折々の風情が
味わえるのだ。
展示作品のこと、震災地への義援金のことなど、
ひとしきりママと打ち合わせをした後、帰ろうと
すると、「ちょっと待って」とママが取り出したのは、
自家製のカモミールティーパックのお土産だった。
何せ、「じゅん」の店の周りは、カモミールや
バジルをはじめ、様々なハーブや野菜の
いわば「じゅん」の自然菜園なのだ。
持ち帰って早速入れていただいたが、淡い
薄黄緑の色合いと、ほんわり漂うハーブの
香りが、何とも言えずいい気分にさせてくれた。
カモミールは、香りにかなり好き嫌いがある
そうで、ママが心配してたが、我が家はみんな
好きだった。
カモミールは、ハーブの中でも相当効能が
豊富だそうで、調べてみると。
主に、鎮静、抗炎症、抗痙攣、発汗、消化促進、抗菌、殺菌、
利尿、嘔吐予防などで、特に女性に効果的だという。
中でも、体をリラックスさせ、睡眠を促す効果が
あるそうで、そのせいか、飲んですぐに眠りこんでしまった。
まあ、いずれにしろ、いいことずくめなので、
ママに感謝をし、ありがたく頂戴することにした。
健やかなる白河夜船の旅立ちに、今日から
寝る前の一杯として、いただくことにしよっと…。
