申し訳ありませんが、またもやらくまんで、
動物編を…。
茶房「じゅん」での作品展示で、作品の
数点を購入いただいた。
その中に、牛乳パックなどを溶かして作った
パック紙に描いた作品の一つがある。
これは、未発表の作品で、来年の「理科の探検」に
使おうかとキープしていた作品だったが、ちょっと
展示だけしてみて、反響を知りたかったのだ。
花の雨止んで洗いし空映す
というのも、我が家の身内らに見せたところ、
「エ~何これ、わかんな~い」「なんかおどろおどろしい~」
など、ボロクソだったのである。
内心、かなり手応えを感じていた作品だったので、
ちょっとショックで、「ウ~ム」と首をひねっていたのだ。
当然値段などは付けていなかったが、同窓の
友人が来てくれて、これを買って家に飾りたいと
言うのである。
言われたこちらは、もちろん嬉しいのだが、
そういう事情を説明しても、欲しいと
言うのだ。
結局断りきれなくて、友人値段で
引き取っていただいたが、実はその前に、
このパック紙の制作者にも「これがNO1!」と
言われたのである。
そしてまた、他の片には、「ウ~ムこれ何?」とも
言われ、その極端な別れ方にまたまた首を
ひねってしまった。
ともあれ、この作品は今、友人の部屋に
飾られていることでありましょう。
作品の良し悪しというのは、このように
よくわからないところがあるのだが、作者の
手応えは、けっこうしかと胸に残っているのである。
こういうことがあると、観てくれた人の鋭い
眼力、感性に驚くとともに、密かなる自信にも
つながるのだ。
同時に、よくわからないと言われたことへの反省も
ある。
このように作品展示は、勉強の宝庫なのでアリマス。