友人のカメラ大好き感写さんの、そのまた友人の女史Oさんの
写真の展示を観に、豊川のギャッラリー喫茶「奈邪」に出掛けた。
O女史の写真は、ダイナミックで色彩が美しく、昆虫と花の
取り合わせなど、見事で、絵にも描かせていただいたことがある。
今回も見事な写真ばかりであったが、特に全体の色彩が一際
鮮やかだと思った。
本人のO女史一家もやってきて、ひとしきり話した後、
感写さんと呑むべく、二人で佐奈川ベリに出かけた。
雨男のわたしと、曇り男の感謝さんとの組み合わせ
なので、天気を心配したが、ピーカン天気とはいかな
かったものの、風もなく太陽もうまく雲に隠れ、青空も
のぞく絶好の日和で、佐奈川の低い滝のような
落とし込みの横に、持参のレジャーシートを敷き、
陣を取った。
感写さんからプレゼントされたオチョコで、感写さんが
購入した純米酒で乾杯した。
目の前には佐奈川のせせらぎが心地よくBGMを
奏でている…。
お互いに広げたつまみを相互に突きつつ、酔い友酒
を酌み交わした。
心地良い酔いのなかで、せせらぎと共に時の流れも
ゆるやかに流れていった…。
今までも、菜の花酒、木漏れ日酒、などと銘打って
きたが、今回は、「秋のせせらぎ酒」と決定した。
佐奈川に傾く夕陽を背に、酔い友同士ほろ酔い
加減で、豊川を後にしたのだった…。