つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

思わず手を挙げてしまった

2013-12-29 13:28:09 | 保健委員

「今度防犯パトロールに参加できる人いますかあ~」と

保健委員の会長さんのコールに、ついおずおずと手を

挙げてしまった。

 

定例の月1の集会のときである。これはまあ、日程的に

OKなのと、何でも体験してみようという好奇心からでは

あったが、ちょっと後悔が走った。

 

というのも、聞けば防犯の幟を持って町内のそれぞれ

決められたブロックを歩いて回るそうなのだが、わたしが

何に弱いかというと、女性と、寒さにからっきし弱いのである。

 

冬場になると猫のごとく炬燵でまーるくなっているのだ。

 

この寒空の中を、旗を持って歩き回るなど、無謀の

極みである。

 

しかし、もはや引っ込みはつかず、恐る々参加した。

 

当日、何と40~50人も集まってきたではないか。

 

自治会、老人会、我が保健委員、など5つぐらいの

グループで、5つのブロックをそれぞれ10人ずつぐらいに

なって回るのである。

 

中には20~40才代のよくわからない女性グループ

などもいて、けっこう賑やかだった。

 

運よく?わたしはこの女性たちと一緒のグループに

配属されたので、この時点で寒さは吹っ飛んだ。(こらこら)

 

定められたコースを約1時間弱にわたって行進し、別に

掛け声などもなく、けっこう楽ちんな行進だったので、

ホッとした…。

 

おまけに、この後に予定されていた警察署員による

防犯講習も事件勃発により急きょ中止され、そのまま

お別れ解散となってしまった。

 

参加者全員に手土産が渡され、めいめい帰途に就いたのだった。

 

正直、良かったと思う反面、ちょっと肩すかしの感も否めない。

ただ、確実に成果は上がっているらしく、年々この地域の

犯罪件数は減少しているという。

元々、防犯意識を高めるのが目的なので、

のぼりを見た人が、改めて防犯を自覚できれば

効果があるので、これはこれでいいのかもしれない。

 

また、参加した我々も自覚する気持ちは強く

なり、勉強にもなるので、それを家族や友人知人に

伝えることで、役割の使命を果たせることにもなる。

 

まあ、初めての経験だったが、良かったんでは…と思った。

 

 

 

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