2017年2月25日(土)
滋賀県主催の探訪に参加した。
"『立命館大学』到着。
奥の建物に移動
一階ロビーの展示コーナー
大学の草津キャンパスを建設する際、発掘調査したら、
7世紀末~8世紀頃、白鳳時代の生産遺跡がみつかった。
これが、
『木瓜原遺跡(ぼけわらいせき)』
製鉄関連施設、
須恵器や土師器をつくった施設、
梵鐘を鋳造した施設などがあった。
製鉄炉は1基だけで、何度もつくり替えながら大量の鉄を生産した。
製鉄炉跡
鉄、鉄鉱石、
鍛冶用の木炭
製鉄の産業廃棄物
梵鐘鋳造遺構
須恵器出土遺構面
須恵器
キャンパス模型
平成6年、立命館大学草津キャンパスの写真
そして、
グラウンドに移動。
実はこの地下に遺構が保存されてます。
特別に見せてもらいました。
全体遺構
遺構図面
製鉄炉操業想定図
製鉄炉
フイゴ(送風装置)と流出残滓
炉壁
木瓜原遺跡では、製鉄以外の生産もしていたため、近くに国府や国分寺もあるため、
その資材を供給する
官営コンビナートだった、と考えられています。
貴重なものを見ることができて良かったです。
昼は、大学の食堂で食べました
その③に続く
馬《●▲●》助ヒヒーン♪