馬ひでの助

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瀬田丘陵の生産遺跡巡り②【木瓜原遺跡】

2019-05-26 22:01:16 | 近江の史跡

2017年2月25日(土)
滋賀県主催の探訪に参加した。

"『立命館大学』到着。

奥の建物に移動

一階ロビーの展示コーナー

大学の草津キャンパスを建設する際、発掘調査したら、
7世紀末~8世紀頃、白鳳時代の生産遺跡がみつかった。
これが、
『木瓜原遺跡(ぼけわらいせき)』



製鉄関連施設、
須恵器や土師器をつくった施設、
梵鐘を鋳造した施設などがあった。

製鉄炉は1基だけで、何度もつくり替えながら大量の鉄を生産した。

製鉄炉跡


鉄、鉄鉱石、


鍛冶用の木炭




製鉄の産業廃棄物



梵鐘鋳造遺構


須恵器出土遺構面


須恵器


キャンパス模型


平成6年、立命館大学草津キャンパスの写真



そして、


グラウンドに移動。

実はこの地下に遺構が保存されてます。

特別に見せてもらいました。

全体遺構


遺構図面

製鉄炉操業想定図


製鉄炉



フイゴ(送風装置)と流出残滓


炉壁

木瓜原遺跡では、製鉄以外の生産もしていたため、近くに国府や国分寺もあるため、
その資材を供給する
官営コンビナートだった、と考えられています。

貴重なものを見ることができて良かったです。

昼は、大学の食堂で食べました

その③に続く

馬《●▲●》助ヒヒーン♪


コメント
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