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ぽかぽか春庭「ふたたびの空へ」

2012-06-05 00:00:01 | エッセイ、コラム
2012/06/05
ぽかぽか春庭十二単日記>東京スカイショウ、日・月・空・虹(3)ふたたびの空へ

 今、窓から空を見上げると、西に傾いてきたお日様が見えます。日の光をいっぱいに浴びたポプラの葉が、初夏の風にゆれています。

 なんでもない一日がこうして過ぎていき、またなんでもない平凡な一日へとつづいていくように思えます。これがどれほど稀有な幸運であり、貴重な日々であることを、去年の3月4月には肝に銘じたはずなのに、「原発を再稼働しないと、夏に電力不足になるぞ、日本の産業全体がたちいかなくなり、ますます不景気になるぞ」というおどしが日本の空を席巻しています。ほんとうに?

 日本人はその場の「空気」に流される人々なのだ、とは山本七平が『空気の研究』で述べつくしており、「KY 空気よめない」が若者用語として定着したように、いままた私たちは、すなおに空気を読んで「政府が、原発再稼働しなければ、経済が立ち直れないといっているんだから、空気よもうや」となるのでしょうか。

 若者用語では「AKY あえて空気よまない」というのも使われています。私も、原発に関しては、あえて空気よまない。って、私は常に「空気よめない人間」で、周囲から浮いていたんですから、いまさら周囲になじもうともおもいませんけれど。

 ポプラの葉陰をすかして、小鳥が飛んでいます。そのほか、目には見えないさまざまなものが木々をぬって飛び交っていることでしょう。テレビ、電話の電波かもしれませんし、セシウムやストロンチウムかもしれませんし、インターネットにつなぐ無線の電波かもしれません。

 さて、私のパソコン、2008年からこれまで使ってきて、2009年に一度こわれ、修理にだしたのですが、またまたダウンです。撮りためた写真などをどんどん詰め込んだせいか、最近動きがおそくなったと案じていたのですが。
 職場のパソコンで、メールチェックだけは細々とおこなったのですが、これから修理にだそうと思います。

 しばらくの間、春庭サイトの更新をおやすみいたします。
 では、しばしの休憩。

 日本語関連の記事については、
http://blog.goo.ne.jp/nipponianipponn
などものぞいてくださるとうれしゅうございます。


<おわり>
コメント (18)
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