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ぽかぽか春庭「東京駅オフ会ビジョ×2」

2014-02-23 00:00:01 | エッセイ、コラム
2014/02/23
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記2月光の春(6)東京駅オフ会ビジョ×2

 私のサイト、そもそも読んでくださる方はごく限られた人たちですし、みなそれぞれの事情を抱えているので、なかなか「オフ会」という機会もなかったのですが、くちかずこさんとのオフ会が実現しました。
 くちかずこさんの娘さんも長男さん次男さんも東京方面にいらっしゃるので、何かと東京に出てくる機会が多くなったとブログでは在京日記を拝見していましたので、次に上京なさる折、お目に掛かりたいと思っていたら、「思っていれば願いはかなう」です。

 しかし、ちょっとためらいもありました。日頃知ったかぶりで書き散らしていても、実際に会ってみれば、私の浅薄非才パープリンはたちまちバレるので、会ってのち「なんて馬鹿なやつだ」と思われたらどうしようと。おまけにこの体型このご面相。美女と出会うには勇気がいります。

 くちかずこさんのお顔は、ご自身の写真も娘さんとのツーショットだったり、ご主人とのラブラブ写真だったり、西の美女ここにあり、と知っていました。私は「夜目遠目」の写真公開しかしていないので、私がくちかずこさんを見つけるという約束だったのですが、東京駅のホームでもたもたしているうち、「春庭さ~ん」と、声をかけていただきました。

 そして、会ってみれば、たちまち十年来の知己のごとし。
 30年も隣に住んでいるおとなりさん、未だに趣味など知らぬ朝夕の挨拶するだけのおつきあいという団地に住んでいるので、私にとっては、ブログを通じて家族の事情から趣味、どこに旅行に行ったか、何を食べたかまで、逐一知っているブログ友達のほうが、親しいトモであるのです。

 いっしょに2012年に復元成った東京駅の見物をしました。
丸の内南口側


 1914(大正3)年、辰野金吾設計の東京駅、今年は「東京の顔」の駅舎ができてから百年目。1945年5月の戦災で焼け落ちた部分を不完全な形で再建して、戦後60年以上そのまま利用されてきました。GHQ命令による応急処置的な再建だったということですが、60年もそのままになったとは。
 2012年の秋に、ようやくもとの形への復元が完成しました。復元といっても、免震構造などをとりいれた新しい工法で工事され、地震に強くなりました。復元なった左右対称のドームを持つ姿は、とても美しいです。

 外観は復元工事中から何度か見て、完成を楽しみにしていました。完成後も何度か外観とドームは見てきました。
 ドーム下を通過して丸の内側へ出るとき、ドーム2階の回廊を歩いている人がいるのに気づいていました。今回はステーションギャラリーから入って、この回廊を歩いたのです。

北口ドーム


 天井ホールには、、辰野金吾が十二支ののレリーフを装飾しているのですが、そのうち、10の動物だけがある、というので、4つ不足している動物は何なだろうと、ぐるりと見上げながら探索しました。遠目なのでよくわかりませんでした。
 テレビの番組、『東京駅百年の謎ー近代建築の父辰野金吾』というドキュメンタリーで菊川怜たちが謎を解いていました。クイズの答えは、次回、東京駅を訪問するとき探してみます。

北口ドームの天井を真下から見上げる


 東京駅丸の内側北口にあるステーションギャラリーの中に、初めて入りました。
 北口ドームを見下ろすことができるギャラリーです。





 ブリティッシュカウンシルの所蔵現代美術展をやっていたのですが、現代美術はささっと見て、今回のウォッチングは復元駅ビルをしげしげと眺めること。レンガの壁や階段室などを見て歩きました。

ステーションギャラリー開設時にあつらえたという照明

レンガの壁




階段室

 東京駅ウォッチングの次は、コンドル設計の三菱一号館。



まずは、ランチ。入店してから席に着くまで30分待ちましたが、ちょうどいいおしゃべりタイムになりました。家族のこと、趣味のこと、いろいろお話していただきました。春庭も、ブログでは書けない上司の悪口なども遠慮なく。

 三菱一号館、こちらも東京駅と同じく、復元です。保存しておいた昔の建材をそっくり同じように造り、昔の設計図の通りに復元した、という記録、前回三菱一号館を見学した時に資料室のビデオで見ました。

 今回は、「ザ・ビューティフル」と名付けられた英国唯美主義の画家たちの作品展。美女ビジョふたりにふさわしい展覧会でした!!

「ザビューティフル」ポスターになっている目玉の絵。アルバート・ムーア 《真夏》 1887年



 くちかずこさんからのいただきもの。もみじまんじゅう、おいしゅうございました。私のほかに食べたのは、姑と、去年の教え子留学生とその両親。半年だけで帰国したのですが、チェコから両親を連れて日本を再訪し、姑宅で会いました。 


<つづく>
コメント (2)
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