20160828
ぽかぽか春庭ことばの知恵の輪>2016十六夜さまよい日記8月(3)8月の散歩その1
夏の日常。落ち着こう、日常生活をにこにこと笑って過ごせるようにしようと心がけて、テレビを見て、オリンピック選手をいっしょうけんめい応援したり、暑くても雨でも散歩に出たり。「無財の七布施」の慈眼施、和顔施、愛語施を実践せんと、がんばってはいるのですが、だいたいはぐうたらとしております。
8月3日水曜日。ひとりで上野へ。7月28日にyokoちゃんと東博を歩いたとき、法隆寺館と本館を見て、東洋館を見なかったので、東洋館を見ようと思い立ちました。
法隆寺館で見た、マヤ夫人と舞姫。

法隆寺館。三尊像

上野の東博、法隆寺館の水をたたえた入り口のたたずまいも好きですが、「これが日本の近代建築であるぞよ」という威風堂々の表慶館も好きです。

本館、東洋館、平成館は、まあ、建物よりも中の展示が好き。




東洋館は、上海博物館との相互貸し出しにより「上博(シャンポー)出品」の展示されていてよかったです。東洋館13室の展示。中国染織の作品。書画を表現した刺や緙絲(こくし)、精緻な糸の作品を見ることができました。
東京都美術館。ポンピドゥーセンター展の半券があると500円で「木々との対話 再生をめぐる5つの風景」展も見ることができるので、ついでに見てきました。無料の次に好きな「割引き」
木を創作の素材としている、國安孝昌、須田悦弘、田窪恭治、土屋仁応、舟越桂の作品。
國安作品は、新国立美術館の前庭に設置されているインスタレーションを見たことがあるのですが、東京都美術館の中の作品、なかなかインパクトがあってよかった。木材と陶ブロックの運搬は助手が手伝うけれど、組み立ては国安がひとりで行った、という説明がありました。すごい!人を入れて撮らなかったので、大きさがわかりにくいですね。幅も高さも10メートル以上あります。
土屋仁応の鹿や犬などの動物、鳳凰やユニコーンなどの幻獣の彫刻作品、はじめて見ましたが、とてもすてきでした。



田窪恭治の名は、フランス・ノルマンディの「林檎の礼拝堂」修復の記事で知ったのですが。それ以外の作品を見るのは初めて。

東京都美術館のイチョウの古木のまわりにレンガを敷き詰めるインスタレーション



須田悦弘の作品、そこらへんにさりげなく置かれていると、本物の花や草と思ってしまい、作品とは思わずに見過ごしてしまいます。展示会場には、百合と薔薇の2作品のみが展示されていて、あとの3作品は、観覧者が自分でどこに展示されているか、美術館内をさがすことになっています。
2階の百年前に使われていた展示ケースの中の朝顔はすぐにわかりましたが、資料室の本棚の中の露草は、ヒントをもらうまでわかりませんでした。


舟越桂の彫刻、人物像が大江健三郎小説の表紙などによく使われていて、見ることは多かったのですが、それほど好きではなかった。今回はじめて、まとめて作品を見たのですが、やはり私の今の気持ちで見ると、なんだかますます悲しくなってくるような気分になりました。しかも、舟超の展示室は撮影禁止。ポスターを撮ってきました。

8月15日。娘息子と「おばあちゃんのお盆」をしました。無宗教だった姑は、彼岸もお盆も仏教行事としてというより、「みんなが集まって食事会をする日」として過ごすのが好きだったので、おばあちゃんがやっていた通りに、お寺参りしたあと、文京区シビックセンター21階の椿山荘で食事。21階からの眺め、スカイツリーもよく見えました。
ぽかぽか春庭ことばの知恵の輪>2016十六夜さまよい日記8月(3)8月の散歩その1
夏の日常。落ち着こう、日常生活をにこにこと笑って過ごせるようにしようと心がけて、テレビを見て、オリンピック選手をいっしょうけんめい応援したり、暑くても雨でも散歩に出たり。「無財の七布施」の慈眼施、和顔施、愛語施を実践せんと、がんばってはいるのですが、だいたいはぐうたらとしております。
8月3日水曜日。ひとりで上野へ。7月28日にyokoちゃんと東博を歩いたとき、法隆寺館と本館を見て、東洋館を見なかったので、東洋館を見ようと思い立ちました。
法隆寺館で見た、マヤ夫人と舞姫。

法隆寺館。三尊像

上野の東博、法隆寺館の水をたたえた入り口のたたずまいも好きですが、「これが日本の近代建築であるぞよ」という威風堂々の表慶館も好きです。

本館、東洋館、平成館は、まあ、建物よりも中の展示が好き。




東洋館は、上海博物館との相互貸し出しにより「上博(シャンポー)出品」の展示されていてよかったです。東洋館13室の展示。中国染織の作品。書画を表現した刺や緙絲(こくし)、精緻な糸の作品を見ることができました。
東京都美術館。ポンピドゥーセンター展の半券があると500円で「木々との対話 再生をめぐる5つの風景」展も見ることができるので、ついでに見てきました。無料の次に好きな「割引き」
木を創作の素材としている、國安孝昌、須田悦弘、田窪恭治、土屋仁応、舟越桂の作品。
國安作品は、新国立美術館の前庭に設置されているインスタレーションを見たことがあるのですが、東京都美術館の中の作品、なかなかインパクトがあってよかった。木材と陶ブロックの運搬は助手が手伝うけれど、組み立ては国安がひとりで行った、という説明がありました。すごい!人を入れて撮らなかったので、大きさがわかりにくいですね。幅も高さも10メートル以上あります。

土屋仁応の鹿や犬などの動物、鳳凰やユニコーンなどの幻獣の彫刻作品、はじめて見ましたが、とてもすてきでした。



田窪恭治の名は、フランス・ノルマンディの「林檎の礼拝堂」修復の記事で知ったのですが。それ以外の作品を見るのは初めて。

東京都美術館のイチョウの古木のまわりにレンガを敷き詰めるインスタレーション



須田悦弘の作品、そこらへんにさりげなく置かれていると、本物の花や草と思ってしまい、作品とは思わずに見過ごしてしまいます。展示会場には、百合と薔薇の2作品のみが展示されていて、あとの3作品は、観覧者が自分でどこに展示されているか、美術館内をさがすことになっています。
2階の百年前に使われていた展示ケースの中の朝顔はすぐにわかりましたが、資料室の本棚の中の露草は、ヒントをもらうまでわかりませんでした。


舟越桂の彫刻、人物像が大江健三郎小説の表紙などによく使われていて、見ることは多かったのですが、それほど好きではなかった。今回はじめて、まとめて作品を見たのですが、やはり私の今の気持ちで見ると、なんだかますます悲しくなってくるような気分になりました。しかも、舟超の展示室は撮影禁止。ポスターを撮ってきました。

8月15日。娘息子と「おばあちゃんのお盆」をしました。無宗教だった姑は、彼岸もお盆も仏教行事としてというより、「みんなが集まって食事会をする日」として過ごすのが好きだったので、おばあちゃんがやっていた通りに、お寺参りしたあと、文京区シビックセンター21階の椿山荘で食事。21階からの眺め、スカイツリーもよく見えました。
