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ぽかぽか春庭「京都駅から」

2019-02-05 00:00:01 | エッセイ、コラム
20190205
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2019十九文屋日記京都旅行2018(16)京都駅から

 京都旅行中、地理に弱いので、京都市内をバスでめぐるときに、いちいち京都駅にもどって、そこから次の目的地に乗り換えました。京都駅は市の真ん中にないので、時間のロスはありましたが、近道をしようとするとたいていおかしな具合になるので、京都駅を基点にするのがいちばん確実な方法でした。

 それでもめざしていた建物に巡り合わなかったなど、いろいろ失敗も多かったけれど。
 たとえば、「京都にあるうどん店「なか卯」は、元富士ラビットの建物の中に入っている」という有力情報を建物散歩先達のyokoちゃんに教わっていたのですが、、、、。
 10月25日の朝、5時着の夜行バスを降りても京都駅前は閑散としています。どこも開いていない中、一軒だけ電気がついていた店、京都駅前の八条口にあるなか卯に入り、牛タン丼を注文。ビルの写真もとって、「京都に着いて、いの一番に富士ラビットのビル写真撮れたなあ」と、思い込んでいたのです。
 富士ラビットは、京都七条新町駅前のなか卯でした。

 京都駅の中側、けっこう好きでした。完成当時は賛否両論で、古都にふさわしくないという批判も大きかったそうですが。原広司の設計。
 とにかくコンコースのババ~ンと広い空間に身を置くのは、旅行者にとって気持ちがよい。


 私の生まれ故郷の駅前建物群を設計したのも原広司だということ、知らなかった。こちらもできた当座は、「変哲もない田舎町の駅前にしては、こじゃれすぎ、きどった光景だ」と、評判悪かったみたい。

 京都タワーも、「古都京都にふさわしくない」という不評続出でした。今では京都のシンボルになっていて、京都駅前でタワーを背景に写真を撮る人大勢いました。



 ハンさんは「先生、せっかく京都に来たのですから、タワーといっしょに写真撮りましょうよ」といいます。何度も京都駅にきていたのですが、あまりの定番ショットが気恥ずかしくて撮らないでいましたが、最後の夜、夜行バスを待つ間にハンさんがシャッターを押してくれた1枚、京都の最後のいい思い出写真になりました。タワーちょい斜めっているけれど。

 京都最後の夜に


 たくさんの思い出を残せた京都ひとり旅。
 往復夜行バスで宿泊はカプセルホテルと友人宅、という節約旅行でしたが、「着物を着て観光、宿泊は老舗旅館」なんて構えずに気楽な貧乏旅行でも楽しめると分かったので、また旅行したいと思います。

10月25日から11月5日まで、12日間の京都旅行。楽しかったです。案内してくださったアントニオ兄、ハンさん、そのほか出会ったすべての人に感謝。

<おわり>
コメント (6)
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