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ぽかぽか春庭「母の日」

2020-05-16 00:00:01 | エッセイ、コラム


20200516
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2020ゴールデンホームステイリポート(2)母の日

 自粛自粛自宅蟄居。ゴールデンステイホームということで、買い物も、4月下旬は、25日土曜日と30日木曜日2回だけ。もともとまとめ買いだったので、買い物の回数制限に不満不自由はないのですが、スーパーや八百屋のほかに出かける先がない生活に、少々疲れ気味。

 家で日本語学校夏期講習のための「日本文化」研修用の教材PPTを作ったり。
 運動不足で、腰が痛い、膝が痛い、肩も痛くなりました。テレビ体操の時間にはいっしょに「みんなの体操」とか「腰ゆらゆら体操」「踏み台登ったり下りたり」などをしていましたが、なんだか気が重い。コロナ鬱というのでしょうか、家を出る気にならなくなって、引きこもっていました。

 さすがに5月7日には、乾燥野菜も缶詰もカップ麺も食べつくし、5月8日に娘と買い物へ。あれもない、これもないと買い込んだら大量になり、スーパーの配送サービスを頼みました。

 帰宅すると、娘は、「母、そっちの椅子に座って後ろ向いてて」という後ろを向いていると、大きな箱を持ってきて「開けて!」と。
 大きな箱の中からは「Happy Mother's Day」と書いてあるハート型の風船が出てきました。
風船のほかに、バラとカーネーションの花籠とお菓子と日傘。



 どれも私の好きなもの、私に必要なもの。
 以前の娘のプレゼントである日傘がうまく開かなくなってしまった、と言っていたのですが、「傘直し」に出そうと思いながら修理に出していませんでした。日本は修理代のほうが買うより高い。娘が同じ傘を買いなおしてくれました。

 娘は、「引きこもりの毎日だったけれど、どんな花を注文しようかとか、お菓子は何にしようかとか考えている間は楽しかったから、贈り物を選ぶ時間って貴重なんだってわかった」と、言います。だれかに喜んでもらおうと思うことは、自分もうれしいこと。だれかにありがとうと言ってもらえるのは、自分も感謝したくなる経験。

 自営業などで収入がなくなった人、職を失った人に比べれば、収入は6割になったものの、仕事を失ったわけではない私はまだいいのだと思いつつ、年金で暮らせない老母はこの先もがんばって働き続けます。



<つづく>
コメント (2)
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