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ぽかぽか春庭「掛川ステンドグラス美術館」

2020-08-25 00:00:01 | エッセイ、コラム

 ステンドグラス美術館展示室

20200827
ぽかぽか春庭アート散歩>2020アート散歩夏(2)掛川ステンドグラス美術館

 娘の好きなガラス工芸。掛川にはステンドグラス美術館がある、というのも掛川旅行のもくてきのひとつでした。

 ステンドグラス美術館外観


 ステンドグラス美術館の説明。
 掛川市ステンドグラス美術館は掛川市在住・鈴木政昭氏からの19世紀イギリス、ヴィクトリア時代のステンドグラスなど約70点余り及び美術館建物の寄贈を受け平成27年6月6日、開館します。この美術館はステンドグラス約70点余りを常時公開し、入館される方々にお楽しみいただけます。
 19世紀イギリスのヴィクトリア朝時代の作品約70点と、フランスのバラ窓10点。
 19世紀イギリスを代表するクレイトン&ベル工房、チャールズ・ケンプ工房、ヒートン・バトラー&バイン工房などの名作が多く含まれています。さらにフランスのロワール地方で活躍していたロバン工房の「マリアの生涯」を描いた連作。


 娘は、午前と午後では光の具合が異なる、ということなので、二の丸美術館を見る前と見たあとの、2度訪れました。撮影自由もうれしい。

左:聖フィリポ(1908クレイトン&ベル工房)
中:聖マタイ(1880~90ごろクレイトン&ベル工房)
右:カンタベリーの聖アウグスティヌス(1908クレイトン&ベル工房)


左:聖女マグダラのマリア(1900~25 ジェームズ・パウエル&サンズ工房)
右:ヨブの苦痛と忍耐(1855~65 ジョン・ハードマン&Co.)
  
左:受胎告知大天使ガブリエル(1900頃シュリグリーン&ハント工房)
右:受胎告知聖母マリア(同)


 丸窓「聖母マリアの生涯」(19世紀末トゥールの路盤工房)


 ヨーロッパの教会や貴族館を彩ってきたステンドグラス。それを収集し、掛川市に寄贈した市内在住のコレクター鈴木政昭さんに感謝しつつ、美しいステンドグラスの光を楽しみました。
 娘は、「時間によって光の具合が違うから」と、一度見てから二の丸美術館を見て、夕方もう一度ステンドグラス美術館に入館。もうだれもいなくなった管内で、ひとりゆっくり見ることができて大満足でした。


<つづく>
コメント (2)
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