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ぽかぽか春庭「フライングゲットバースデー」

2020-09-05 00:00:01 | エッセイ、コラム
20200905
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2020二十重日記晩夏(3)フライングゲットバースデー

 コロナ禍の夏、5人以上での会食は控えるように、というお達しも出て、誕生日祝いもひそやかにつつましやかにやりました、という人もいました。
 もとより毎年、娘息子とのささやかにつつましやかな祝いをするだけの春庭の誕生日祝い、今年は娘のアレンジにより、少々早めにではありましたが、春庭にしては大勢での「♪ハッピーバースデー、トゥユー~」を歌ってお祝いしてもらう誕生祝いをしてもらいました。

 というのも。
 娘がアレンジした7月連休の掛川旅行、ロイヤルスイートルームに泊まるについて、ホテルから宿泊理由の電話インタビューを受けたのだそうです。
 普通、庶民がロイヤルスイートの馬鹿広い部屋に泊まるのは、結婚式の夜や金婚式とか七五三のパーティを、じじばば一族総出でルームサービスで祝うなどする、大きな理由がある場合のようです。2人だけで宿泊するにはなんかしらの理由があるだろうとのホテルからのご下問。
 そこで娘は「オリンピックの入場券を手に入れたので、オリンピックとパラリンピックを見せてやるのを母の誕生日祝いにしようと思っていたのですが、オリンピックが延期になったので、その代わりのプレゼントとして宿泊したいんです」と理由を伝えたのだそうです。

 「イベントつきロイヤルスイートルーム宿泊プラン」に、何の理由もなく宿泊しようとした母娘を、ホテル一丸となっての「おもてなし」で歓迎してもらいました。
 イベント付き宿泊客の例をなんとしても成功裏に納めて、次回以後につなげたいというホテルみなの意欲が感じられました。「ロイヤルスイート宿泊一日一組限定ゆったり空間プライベート空間」という密にはならない、という企画です。

 イベントは第1部、午後竹の丸旧松本家住宅で、フラワーアレンジメントを楽しむ。第2部、客間で一日一組限定の懐石膳を食す。第3部、夜はホテル広間でカラオケを楽しむ。第4部、お持ち帰り弁当を自分で詰め合わせる。 

 掛川旅、資生堂アートハウスと掛川城公園の観光、懐石料理晩御飯を終えてホテルに戻ると、第3部カラオケの部

 娘は、グループ利用ができるくらいのカラオケルーム、と予想していたのですが、なんのなんの100人でもはいれそうな大広間。そこに二人だけのためにカラオケボックスを設置し、映画スクリーンほどもあるプロジェクター。テーブルには花や果物、おつまみ。
 二人だけのために係員が待機していて、そういうおもてなしに慣れていない庶民はこれじゃ音痴声張り上げて歌うのも気が引けてしまう。



 しかも、カラオケを始める前にホテルの総支配人やら総料理長、なんとかマネジャーやらがずらり並んで、名刺差し出して一人ひとり挨拶してくる。どうやらこのロイヤルスイートルームのイベントつき宿泊プラン成功を全員で見守っているという様子。もし不成功ならイベント企画部長の降格がまっている、という雰囲気でした。

 挨拶が終わったら、バースデーケーキが運ばれてきて、ずらりと居並んだ人々がハッピーバースデーを歌ってくれました。
 娘にうながされて、ケーキのロウソクを吹き消して御一同様にお礼を言う。
 スイーツにはちとうるさい娘、ケーキをひとくち吟味。スポンジも生クリーム、イチゴも最高品質の材料を使っていて、甘すぎず最高の味、今まで食べてきた一番おいしいケーキのなかのひとつ、という評価。ほんとに、すごくおいしかったのだけれど、晩ご飯の懐石料理でおなかいっぱいになっていたので、半分だけ切ってもらいました。ああ、全部食べたかった、残りの半分は部屋にお持ち帰りして食べます、って言えばよかった、と食いしん坊の言。

 娘とふたり、私は昭和のナツメロ、娘は平成のナツメロを歌いました。久しぶりのカラオケ、歌は下手でも楽しかったです。



 これからも頑張って働く71歳。コロナにも熱中症にも気をつけて元気でいなけりゃ。

<つづく>
コメント (2)
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