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ぽかぽか春庭「清里観光」

2021-08-12 00:00:01 | エッセイ、コラム
20210812
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2021二十一世紀日記夏(7)清里観光

 女子校クラスメートやっちゃんとすごす、八ヶ岳高原清里の2日目。
 8月3日は、雨の朝。
 朝食前に近所を散歩しようと言っていたのですが、雨の中じゃ、年寄りがすべって転んでも笑い話にもならない、と中止。朝ご飯まで、オリンピック競技の録画中継などを見て過ごすうち、雨があがってきました。
 総合乗馬競技、戸本一真選手が4位に入賞しました。日本の選手が馬術の個人種目で入賞したのは、1932年のロサンゼルス大会で金メダルを獲得した西竹一選手以来、89年ぶりのこと。

 やっちゃんに言わせると、人馬一体といっても、競技で勝つには「馬のできが10割」。どの馬に当たるか、よい馬に馬に当たったやつが勝ち。なんだって。 

 部屋から見える景色。馬が草を食んでいます。


 朝ご飯は、スペシャルブレックファスト。
 フレンチトースト、サラダ、自家製燻製竃によるシェフ特製ベーコン&ソーセージ、ほうれん草と卵のキッシュ。ヨーグルト(上にはペンション前のブルーベリーを摘み取ったもの)くだもの盛り合わせ。コーヒー。
 

 朝食、おいしかったです。


 チェックアウトして、ペンション・ファーストトレイン前で
 

 8月3日、清里観光の最初は、ファーストトレインの前に広がっている厩舎見学。やっちゃん、馬を見れば気になって仕方が無い。

 
 ファナウ(Whanau)とは、マオリ族のことばで大家族(家族、親戚、遠い親戚など幅広い意味での家族) です。ステーブルは英語で厩舎。

 外に放牧されているお馬さん達は、コートを着てのんびり草をはんでいます。やっちゃんに「夏なのに、どうしてコート着ているの?」とたずねると、「昼夜放牧だとすると、コートは虻よけじゃないか」だそうです。

 
 厩舎の周りをうろうろしていたら、厩舎の人が声をかけてくれました。話していたら「あのう、マスクしていたのですぐにわからなかったんですが、審査の方ですよね。お会いしたことがあります」と。

 厩舎の人が出場する馬術競技会で、審査員を務めていたやっちゃんの顔を覚えていたのでした。審査会やその後の親睦会で顔合わせしてきたというのです。

 話してみたら、やっちゃん知り合いの馬術競技者ご夫婦の妹さんでした。やっちゃんの知り合いさんは、ニュージーランドで馬修行をした方だということで、ファナウ(Whanau)というマオリ族のことばが厩舎名につかわれていることにも納得。

 厩舎の中を見学させてもらいました。

 
 やっちゃんが見て、馬はよく管理されており、厩舎の状態もとてもよい、との琴でした。
 ファナウステーブルは、体験乗馬、子ども達の馬術競技教室などを営みながら、馬術競技出場を続けています。


 やっちゃんはその競技を採点する人。
 「あの、次の審査会では、ミスしてもよい点数をくださいね」という冗談も飛び出しました。やっちゃん、いつもは厳しく点数をつける馬術審査員です。厩舎の方とお別れして、次の観光名所「吐竜の滝」へ。

 吐竜の滝駐車場から森の中の道に入り、15分ほど歩き、滝の前へ。

 橋を渡ると「吐竜の滝」


 昨夜から朝にかけての降雨で、瀧は前回見たときよりも水量がふえていました。


 


 滝見物のあとは、甲斐小泉へ行き、平山郁夫シルクロード美術館へ。美術館見学の報告はまたのちほど。

 午後3時になっておそい昼食タイム。清里駅前のソバやで天ざるを食べて、私は清里駅から小海線中央線をつかって東京へ戻ります。やっちゃんは車で元来た道を群馬に戻ります。

 やっちゃんは、また5時半に起きて、午前中は大学馬術部での乗馬指導の毎日。夏はこのあと、北海道へ行く予定、という。私は,8月5日6日勤務のあと、7日から15日まで夏の連休です。
 パラリンピック観戦もまだまだ続く。夏バテ、熱中症、コロナに気をつけて、元気に夏を乗り越えたいです。

<つづく>

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