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ぽかぽか春庭「小林清親展」

2022-04-19 00:00:01 | エッセイ、コラム


20220423
ぽかぽか春庭アート散歩>2022アート散歩冬から春へ(1)小林清親展 in 練馬美術館

 港区立郷土資料館で川瀬巴水展を見た時、無料公開なのに点数も多いし映像資料もあって充実した展示でしたから、練馬区立美術館の無料公開「小林清親展サプリメント」もかなり期待して出かけました。
 しかし、こちらは以前に練馬区美術館が実施した小林清親展のあと、遺族が清親遺品や残された作品を寄贈したその拾遺展でしたから、作品は一室におさまる点数でしたし、ちゃっちゃと見て終われる展示でした。1月26日に観覧。

 練馬区美術館の口上
 当館では2015年に清親没後100年を記念し、「小林清親展 文明開化の光と影をみつめて」を開催しました。
 この展覧会が機縁となり、清親の作品や資料、遺品類約300件の寄託を受け、その寄託品の中には、下図絵や自作の箱、裃などの身の回りの遺品も含まれていました。
 今回はこれらの未公開、再発見の作品・資料を中心に展示し、
 2015年の展覧会のサプリメント(増補)として開催いたします。

 会期:2021年11月23日(火・祝)~2022年1月30日(日)

 雪の浮御堂


 展示されていた清親の版画は、横浜で見たもの町田市版画美術館で見たものと重なる絵が多かったですが、ポスターになっているアラビアンナイトの挿絵は初めて見ました。このアラビアンナイトの絵は、元の外国語版の原画をそのまま版画にしていますが、清親作品の中でいままで知られていなかったものらしく、ポスターになっていました。 
 

 点数は少なかったですが、なんせ無料大好きな春庭ですから、無料で楽しく観覧させていただきました。


<つづく>
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