ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

茨城県那珂市、瓜連城跡(常福寺)です!!

2015-01-07 07:48:42 | 城跡・館跡・陣屋跡
瓜連城跡は、那珂市役所の北北西約6km、JR水郡線うりつら駅の北東500m

佐竹寺から南西に県道61号線を進み、久慈川を渡って河岸段丘の丘に登ると

右側に、常福寺が有ります、ここが嘗ての瓜連城の跡です


大きな山門が有ります、駐車スペースは山門を入って右側に有りました

山門前に史跡瓜連城址石碑が有ります

参道です、大きな杉の切株が並んでいます

参道の左手に説明版が有ります

県指定史跡 瓜連城跡

   指定年月日  昭和九年十二月十八日
   所 在 地  那珂市大字瓜連字入門前1221~1222番地
   管 理 者  常福寺

延元元年(1336年)正月、南北朝騒乱のさなかに、南朝の忠臣 楠正成の一族 楠正家がこの地によって約一年間、北朝方の
佐竹氏と戦った。
正家は同年十二月、佐竹勢に包囲され、那珂城主 那珂五郎通辰の援護のもとに応戦したが、佐竹義篤に敗れ、廃城となった。
現在、常福寺の境内となっている所が、瓜連城の本丸跡とされている。
土塁と堀は比較的よく保存され、北東面は急な崖となっておりその下の水田面との標高差は二十メートルである。
土塁は二段に構築され所々に一種の小さな出丸(武者溜)のような平坦なところがある。
また、区域内には数多くの土塁の残存遺構がみられ、これらを外郭と考えると、東西南北それぞれ七〇〇メートルほどになり
大規模な城郭であったことが想像できる。

常福寺

宗      派   浄土宗常陸総本山
国指定重要文化財   紙本着色拾遺古徳伝  
           絹本着色法然上人画像

延元年間、了実上人が春日川のほとり(瓜連白蓮塚付近)に創建したと伝えられ 佐竹義篤は、寺地、仏供料を寄進して祈願所とした。
元中五年(1388年)類焼にあい、その後間もなく ここ瓜連城跡に再建された。
宝徳四年(1452年)後花園天皇の勅願所となり、慶長二年(1602年)徳川家康から寺領百石の御朱印を賜り、関東十八壇林の
一つに列せられた。
旧暦九月二十六日には、常福寺二世了誉上人の遺徳をしのび、二十六夜尊(六夜さん)の大法要が毎年行われている。

                                                   那珂市教育委員会

鐘楼です

手水舎です

本堂です

十六夜さん

宝物殿です

本堂裏側に遺構を見に行きましょう

広い郭の周りに土塁が残ります


木立の中にも土塁が残ります

土塁の切れ間が有ります

腰廓の様に中段に郭が残ります

斜面は急です

土塁の北側隅に稲荷様が有ります

源太稲荷の説明版です


大きな堀切です、西側の郭との境に成っています

竹藪の刈り払いが行われて、保存状態は良好です

土塁の上を戻ります

では、次へ行きましょう

コメント
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