ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

新潟県佐渡市、下加茂「日本一大きな杉の切り株・太郎杉遺株」です!!

2022-07-14 18:26:26 | 遺跡・史跡
 下川茂地区は、佐渡市役所の南約13kmのところ

 真野から県道65号線を南へ、急な登り下りにカーブが多く走りにくい道路です道路です

 山を抜けて、一度下りきると県道81号佐渡縦貫線の交差点の丁字路になります

 県道65号線は赤泊港・県道81号線は羽茂本郷の標識が手前にあります

 県道81号線を右へ進むと約700mで左へ、羽茂川を渡って森の中へ入っていきます


 五社神社の手前を左へ入ります

 しばらく進むと「太郎杉公園」の案内表示が出てきます

道なりに進むと、「太郎杉公園」です、広い駐車場があります


広い道路を歩いて進みます

苔に覆われています、歩かれていないようです

建物が見えて来ました

まず一階へ行ってみました

ドアに鍵が掛かっていますが、窓から中を覗くことができ、大きな切り株が有ります


二階への石段を登って・・・

太郎杉の館です、二階のドアから中に入ることができました


一階に大きな切り株が有ります

かなり腐朽が進んでいます

かつての切り株の写真です

説明版です
  太郎杉切り株
 太郎杉は江戸時代末期に伐採されたと伝えられ、次のような民話が語り継がれている。
 「太郎山」に聳える太郎杉は子守をしていた地元の娘に恋をし、若者の姿となって娘と逢瀬を重ねていた。
 殿様の命令で切られることとなった前夜、太郎杉は「俺は切られてもその場を動かんが、お前が来れば動く。それで貰える褒美で暮らせ。お前は俺の子共を何万と宿している。山で用をたすと種が出て、杉の木が生えて杉山になる」と娘に言い別れた。
 太郎杉は切られたが、人々がどんなに頑張っても動かず、人々は娘に助けを求めた。太郎杉は娘の声にあわせて運ばれ、海を越えていった。その後川茂には太郎杉の子が広がり、杉の産地として栄えた。
 太郎杉は大き過ぎて佐渡の樵では手が出ず、能登から来た樵によって伐採された。並みの長鋸では短く、地元の鍛冶屋が継ぎ合わせて一本とした。幹に遮られて相手が見えず、間に合図をする者がいて調子を合わせた。伐採には半年の月日がかかった。切り株に莚八枚を敷き、樵13人が輪になり酒盛りをした等、大きな杉であったことが語り伝えられている。
 太郎杉株の大きさ
  長径 3間(5,4m)
  短径 2間(3.6m)
  幹周 8間(14.5m)
  推定樹齢2000年以上
  (1935年、川茂大杉山・太郎杉切株踏査書より)
 太郎杉は川茂杉と呼ばれる、萌芽力・生命力の強い品種で、麓の五社神社には現存する最大の川茂杉(幹周5.2m、樹高30m)が神木として残っている。
 この展望台により切り株を保存し、赤泊村が大杉の産地であったことを長く伝える。
     赤泊村

南側から

東側から

西側の森を見ました

では、次へ行きましょう
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新潟県佐渡市、下川茂「五所神社の大杉」(市指定)です!!

2022-07-14 06:31:06 | 巨樹・大木
 小佐渡山地は、大佐渡産地と大きさ(東西南北)はほぼ同じですが、標高が平均300m低い

 北から大隈山(604m)、国見山(630m)、大地山(646m)、東境山(601m)などが北半分に並びます

 山地内を県道が6本縦横に走っています北から県道310号専、県道181号線が高い山地を横断しています

 また県道81号線は、山地南部を国中平野から羽茂へ佐渡縦貫線です

 さらに南には県道65号線が小佐渡山地を横断していて、県道432号線と県道287号線は国道350号線と県道65号線をつないでいます。

 では、
 
 下川茂地区は、佐渡市役所の南約13kmのところ

 真野から県道65号線を南へ、急な登り下りにカーブが多く走りにくい道路です道路です

 山を抜けて、一度下りきると県道81号佐渡縦貫線の交差点の丁字路になります

 県道65号線は赤泊港・県道81号線は羽茂本郷の標識が手前にあります

 県道81号線を右へ進むと約700mで左手に五所神社が北北西向き参道で鎮座します

 参道入口の県道脇に車を止めさせていただきました


参道入口です


 五所神社です

 文化財・天然記念物評柱です

説明版です
  五所神社
由緒
 天平9(西暦737)年加賀国金沢の住人神鏡5面を奉じて此の地に来て宮山に祠宇を建立し五社大権現と崇め祀る。
 文治(1185~90年)の洪水で社殿大破し現地に奉還し五社大明神と改稱する。
 天正4(1567)年社殿炎上し古記録悉く烏有に帰す、幸いにも火炎を免れた神鏡裏面の彫刻等により僅かに其の一端を知る。
祭神
 天照皇大神・天忍穂耳尊・瓊瓊杵尊・彦火火出見尊・鵜萱葺不合尊
合祀
 越敷神社   明治5年
 熊野神社   明治40年
 諏訪神社   同
 新屋皇大神宮 同
祭日
 例祭   4月3日
 祈年祭  2月6日
  午後3時御田植神事式
   県無形文化財指定 昭和45年
   文化庁選択指定  昭和51年
 新嘗祭 11月16日
 元旦祭  1月 1日
境内神社 菅原神社 祭神菅原道真公
御神木 大杉    市指定文化財



特殊神事の説明版です
   県指定文化財(無形民俗文化財)
  五社神社の御田植神事 (昭和45年4月17日指定)
 神前で田植の所作を演じ、五穀豊穣などを祈願する神事です。
 毎年2月6日に五所神社社殿で執り行われ、当日境内は女人禁制のしきたりがありました。
 この神事は、苗取式・朝飯式・田打式・昼飯式・大足式・田植式・夕飯式の7つの儀式に分かれ、代々世襲の宮方7人によって執行されます。成立時期は不明ですが、延宝2年(1674)の棟札に「宮方七人」と記されており、この頃すでに行われていたと考えられています。
    平成25年3月
    佐渡市教育委員会


 赤い橋で羽茂川を渡る参道になっています、橋の上から目的の大杉を見ました

 *文治年間に洪水になったのはこの羽茂川です、現在は上流に外山ダムなどが出来て、洪水の危険を減らしています。


佐渡百選です

説明版です
  市指定文化財(天然記念物)
   五所神社の大杉(平成16年3月1日指定)
 五所神社の御神木として親しまれている天然杉で、樹高約30m、目通り幹周5.21mに及び、樹齢800年以上と推定されています。
 下川茂地区は、両津の羽黒に並ぶ杉の名産地で、材質の良さに定評のある自生の杉は「川茂杉」と呼ばれています。
 江戸時代には用材の供給地として杉御林が管理され、禁裏(皇居)造営用材にも伐り出されていましたが、明治以降、大部分が成長の早い島外産の杉に植え替えられました。
 自生の川茂杉が少なくなった現在、当地の杉はそのレリック(遺存種)として貴重です。
    平成25年3月
    佐渡市教育委員会

手水舎です、子安石が水盤にもなています、女性を表していることが分かりますね


男石です、確かに男根の雰囲気です



狛犬です、佐渡独特の雰囲気です


後ろ姿が可愛いですね

東側から

南側から

西側から

北西側から見上げました


川沿いに鳥居の礎石です

鳥居です

参道石段を登ります

参道石段を振り返るました、大杉は参道の木々に隠れています

拝殿です

本殿覆い屋です

境内の様子です

では、次へ行きましょう
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