ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

新潟県佐渡市、願「大野亀」です!!

2022-07-04 18:22:12 | Weblog
 今回の佐渡の話題は、佐渡一周線と呼ばれる県道45号線です

 起点(終点)を佐和田窪田から時計回りで小木沢崎まで

 佐渡ヶ島を約8割の海岸線沿いを廻ります

 路線延長は約167kmの道路で、県道としては日本一の長さだそうです

 佐渡ヶ島の北西端願地区に大野亀の奇岩が有ります

 願地区は、佐渡市役所の北北東約35kmのところです

 (観光客の方々は両津地区から内海府を廻って行きます)では、

 県道45号線を清水寺のイチョウから北へ進みます

 海岸線近くを走っていた佐渡一周線が岩谷口の跳坂で高度を上げて台地の上へ出ます

 しばらく台地上を進むと大野亀が見えて来ました

 北鵜島でまた海岸近くへ降りていきます


 小さなトンネルを貫けると、かなり近くなってきました

 大野亀ロッジはもうすぐです


 大野亀ロッジ下(北)の駐車場に入りました

説明版です
  海府北部エリア
   大野亀とカンゾウの群落
 大野亀は海抜167m、波打ち際から頂上まで一枚の岩からなる巨大な祖粒玄武岩の貫入岩です。
 「亀」は「神」、アイヌ語の「カムイ」に通ずる神聖な島を意味し、頂上の善寶寺石塔は、航海の安全を守る竜神として信仰されてきました。
 初夏には、広大な海岸草原一面にトビシマカンゾウが開花します。トビシマカンゾウは山形県の飛島と酒田海岸、そして佐渡だけに生息するユリ科の多年草です。佐渡の方言でヨーラメ花(卵をはらんだ魚の意味)などとも呼ばれ、タイなどが産卵にくる漁期を告げる花でもあります。地元では保護と育成に積極的に取り組んでいます。
   トビシマカンゾウ(方言:ヨーラメ)
 ニッコウキスゲの一種で日本海側の飛島・酒田海岸・佐渡島に限られる。ニッコウキスゲに比べ大型で草丈およそ1mにもなります。1日花は咲いて1日しぼみますが、次々に咲くので、開花期が長い。佐渡市の花となっている。
   大野亀とトビシマカンゾウの大群落
 大野亀一帯は日本一のトビシマカンゾウの群生地で、通常は緑におおわれていますが、6月には黄花のトビシマカンゾウが一斉に咲いて、まるで黄色のじゅうたんを敷きつめたように様変わりします。冷温・季節風帯の立地と、カヤ場としてのススキの刈り取りと火入れの人為干渉の歴史がトビシマカンゾウの大群落を維持してきました。「新潟県の特定植物群落」に選定されています。
   大野亀は貫入岩体
 マグマが地表近い地中に上昇してきて冷えたもので、貫入岩といいます。その上にあったものが、佐渡島が海底から隆起するとき、風化や浸食で取り除かれ、現在の姿になています。岩肌をよくみるとマグマが入り込んだ様子や冷える時にできた柱状節理という割れ目が見られます。東の方向に見える二つの島(二ツ亀)も同じ祖粒玄武岩質の貫入岩です。
   津波堆積物が見られる露頭
 大野亀では複数の津波堆積物が見られます。江戸時代にこの周辺の村々は2回の津波に襲われ大きな被害を出しています。粘土層の中に礫が重ならないでならんでいます。これが津波堆積物の特徴です。


 遊歩道を進みます

 トビシマカンゾウはまだ残って咲いています

 佐渡北端の景勝地「二ツ亀」が見えました



 大野亀を見ながら遊歩道の一部を廻って来ました 

 鳥居へ戻って来ました、頂上には神社が祭られています

 大野亀ロッジでお昼にしようかと思いましたがまだ早いので~

 では、次へ行きましょう



 
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新潟県佐渡市、石名「清水寺の大イチョウ二本」(市指定)です!!

2022-07-04 06:24:07 | 巨樹・大木
 佐渡の北西側を外海府と呼びます

 冬は海が荒れることを考えると住みにくい所であることが想像できますね

 大佐渡山地北側には、上ノ平県自然環境保全地域の中には

 「大王杉」や「関越の仁王杉」といった巨木が在ります

 これらに行くには、地元ガイドの同行ツアーに参加する必要があるようです

 「清水寺の大イチョウ」は、今回の佐渡訪問で由一の外海府側の訪問地です

では、
 石名地区は、佐渡市役所の北約25kmのところ

 今回は、「大佐渡石名天然杉」から約10km林道を下って

 外海府沿いの県道45号佐渡一周線に出ました

 県道を左へ、間もなく石名集落です

 道路左に清水寺があり道路にかぶさるようにイチョウの大木が在ります
  
 少し先(南)の道路脇に車を止めさせて頂きました

 南東側から境内を見ました

 イチョウの大木が境内を覆っています


 道路脇に湧水が在ります

説明版です
  清水のいわれ
  当山は大同元年開山、奥の院は佐渡ヶ島の霊山三山の内、第一の山「壇特山」(海抜907m)に弘法大師唐より仏教道場の場を示せの願いにより飛来五鈷鈴(当山宝物御持)この山上に至った。
 帰着してよりこの地をおとずれたが、八葉の峰で無く、七葉の峰にて北インドのダンタラ国の山に似ている所より壇特山と名づく。
 以後100年位のち一人の修行僧来たり、雪深い冬季の庵を結ぶにあたり、下山した時壇特山に湧きいずる霊水でバンウンの梵字の浮く水がこの地に流れ出ていることから、この地こそ庵を結ぶ地と定め、清い水いずる所より、清水寺と名づけたもので、この水は智恵の水・長命の水とされ、梵字浮たる時は全ての願いが叶うと言い伝えられている。
 心して頂くべし。
 遠くは九州より名条水・智恵水としていただき来るのもその為である。
    清水寺 住職
    当山御持「壇特山縁起」より抜粋



清水寺です


南側のイチョウです、こちら側が大きな方です

清水寺です

真ん中に参道と本堂です

北側のイチョウです

 境内に入って南側から

 東側から、根元にはたくさんのお地蔵様が並んでいます

 北東側から


 南側のイチョウを北側から

 東側から

南東側から見ました

では、次へ行きましょう
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