麻賀多神社は、成田市役所の西約4kmのところ
国道51号線から酷道464号線へ進むと
西向き社殿の参道前に出ました
西側国道沿いに
駐車スペースが有ります
附近の文化財案内図です
参道入口です
麻賀田神社です
文化財の案内板です
説明版です
千葉県指定天然記念物
麻賀多神社の森
昭和52年3月24日指定
手水舎です
参道を進みます
神輿舎です
抜戸の神様です
神楽殿です
由緒書です
麻賀多神社由緒
その昔日本武尊御東征の折、この地方の五穀の実りが悪いのを知り、里
人を集め大木の虚に鏡を掛け、その根本に七つの玉を埋めて伊勢神宮に祈
願いたしましたところ、その後は豊年がつづきました。また3世紀の頃、
印旛国造伊都許利命は、この御鏡を霊代として祀られる、稚日霊命の霊示
をうけ、玉を掘り御霊代として、稚産霊命(伊勢外宮の親神)を祀り、麻
賀真の大神と崇め、八代・神津の両郷を神領として奉斎しました。その後
推古天皇16年(608年)新に宮居をこの地に建て、麻賀多の大宮とな
づけました。
本地御鎮座依頼一千三百六十余年、印旛郡下18麻賀多の総社として、
筒粥祭、御田植祭、豊年神楽などの古い儀式が継承され、御祭神にゆかり
のある古い地名等も現存しています。又明治5年に郷社に、昭和10年御
神木大杉は、県の天然記念樹に、更に近年御本殿は市の文化財に、神域は
史跡に選ばれ、産業・開運・長寿・厄除けの守護神として崇められている
ことはよく知られています。
ここに伊勢神宮御遷宮紀念の当社改修を機に、本碑を奉献して神徳のい
よいよ万民に、光被されんことを祈る次第です。
昭和49年4月
大杉は社殿の左奥ですね
拝殿へ上りましょう
拝殿は工事中で仮拝殿が有ります
本殿側面です
境内社が並びます
本殿裏側には天日津久神社です
大杉に行きましょう
大杉の石碑です
大杉が見えて来ました
千葉県指定天然記念物の大杉です
説明石碑です
昭和10年3月26日指定
千葉縣天然記念物公津ノ大杉
この大杉は当社の御神木で太さ8m高さ40m樹齢約1200年と云わ
れ、昭和10年関東一大杉として「第一回千葉縣指定天然記念物」に選ば
れ、一千三百数十年間の本社の歴史を物語ると共に多くの信仰と伝説等に
つつまれている。
即ちこの年輪と雄大さとは、千古不動の御神威と宏大な御神徳が示され
更に自然愛護長寿祈願等の対象として古くより崇拝せられ、昔から神社同
様に「大杉さま」として各種の保存顕彰を初め、多くの祈願による日参百
度参り等も行われ、その成就前には梢より霊光が輝き、神知らせがあると
伝えられ、最近参拝見学者が特に増加している。
昭和50年3月1日
千葉縣教育委員会
成田市教育委員会
石匠 出山伯年刻
由緒です
今から約1370年前(聖徳太子時代)現在の稷山に新たに宮殿を建て
麻賀多大宮殿と称された、此の大杉は其の当時に植えられたもので、太さ
8m、高さ40m餘りで、其のお姿は誠に威容其のものであります。正に
東日本一と云われて此の大杉(御神木)は遠い遠い昔の日本の歴史を物語
ると共にかづ多くの伝説を秘めた此の年輪の雄大さは千古不動の御神威と
御神徳が示されて居ります、今日では特に不老長壽祈願の御神木として崇
拝され、昔から多くの祈願が行なわれ大願成就前には梢より霊光が輝き神
のお告げがあると云い傳へられて居ります。
日本武尊この杉に鏡をかけ作物の豊作祈願を行ったと伝えられています
麻賀多神社
千葉県
東側根元から見上げました
南東側から、通り幹回り10,0mの巨木です
では、次へ行きましょう