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宝福寺(総社市)・雪舟が修行をした寺

2015-12-26 16:15:09 | 岡山
2015年12月21日、20日に琴平温泉の琴参閣に宿泊し、瀬戸大橋を渡り岡山の宝福寺にお参りしました。
パンフレットより「正確な創建の年代は不明だが、天台宗の僧・日輪が開いたとされ、1000年を超える歴史の古刹です。鎌倉時代中頃に県内ではいち早く臨済宗に改宗しました。三重塔は国の重要文化財に指定されています。水墨山水画の雪舟が少年期に修行し、落ちる涙でネズミの絵を足の指で描いたという逸話でもよく知られています。」
岡山県総社市井尻野1968
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駐車場のお地蔵様







少年雪舟像



獨木橋(登録有形文化財)
「江戸の文政11年(1828)の建造物で、山門石段の東方に位置する。長さ2.9m幅3.6mの石造桁橋。上面をアーチ状に造る石桁3本を架し、長さ1.9mの板石を2列に並べ、欄干石を置き、親柱石を建てる。材は花崗岩。穏やかな反りをもつ石橋で、欄干に鎬を付けるなど丁寧なつくりになる。」

山門(登録有形文化財)
「仏殿の前方に東面して建つ一間一戸楼門。」



仏殿(登録有形文化財)
「山内南寄りに東面して建つ。桁行5間梁間5間で、一重もこし付風に造る。入母屋造本瓦葺、妻虹梁大瓶束で、正・側面は中央間を桟唐戸、両脇間を円窓とする。壁白漆喰仕上げで、上部に弓形欄間を設ける。」





















水呑みの龍
『仏殿の天井画、望月派の鼇山和尚の作品で、夜になるとこの龍が近くの白蓮池の水を飲みに現れるため、人々は恐れ、龍の目に釘を打って封じたと伝えられる。この伝説から、この天井画は「水呑み龍」と呼ばれている。』







千尺井





不動明王



般若院







三重塔(重要文化財)
「室町前期の永和2年(1376)の建立、岡山県下では2番目に古い三重塔である。」















雪舟碑







経蔵(登録有形文化財)
「江戸時代の宝暦14(1764)建立で、1883年改修、仏殿の西北、一段高い位置に東面して建つ。宝形造本瓦葺で、唐破風造一間向拝を付ける。」



方丈(登録有形文化財)
「江戸末期の建立、境内地の北寄りに南面して建ち、背面に東司を付ける。入母屋造本瓦葺で、妻面は出組など組物で四重に梁を重ねる。桁行24m梁間18m」











玄関及び食堂(登録有形文化財)
「方丈の東に南面して建つ。桁行14m梁間8.2m規模。屋根は南面を軒唐破風付の入母屋造とし、本瓦葺。」

庫裏(登録有形文化財)
「玄関及び食堂の東に南面して建つ。桁行26m梁間12m規模の木造2階建。切妻造妻入本瓦葺。」





如意輪観音

鐘楼(登録有形文化財)
「方丈の東南方に位置する方一間吹放ちの鐘楼。切石積基礎上に建ち、屋根は南北棟の入母屋造本瓦葺。」

梵鐘(岡山県指定重要文化財)







お疲れ様でした。小雨が降っていました。


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