山に来てみると、案の定、折角いい感じに伸びていたヌルデの木(といって正確には分かりません)が齧り倒されていました。
「あ~あ、いい感じに育っていたのになあ!」
やられてしまったのはしょうがないので、用意したアメリカ製の防鹿ネットを張ることにしました。以前から鹿除けの支柱がありますので、是れを利用しない手はない。沿わせて2本立てれば多少の風雪には耐えられるからね。
早速、インディージョーンズの装束と靴に履き替えて「さあ、やるぞ!」。気合もろともやらないとね。こんなの一気にやってしまわないと駄目です。腰には作業ベルトを。
長年履いてるセダークレストの靴です、これ、丈夫で型崩れしません。
野良仕事では兎角工具が必要だ。一々、物置に取りに行ってんだは、作業が捗らないね。
またこういう、作業では段取りがとても大事ね。「ああして、こうして」と頭の中で考えておくと、多少手こずる事があってもまあまあ、順調に事が運びます。支柱をロックタイで括って、網の下側になる所をまず留めます上は支柱の頭に被せるように折り返しておきます。
支柱は埋め込む時に「石」に当たったり、木の根(白樺の根は横走りしている)に当たったりして、高さが違います。まず下側をずーっと、留めていきます。今はロックタイちゅーもんがあるのでとても便利ですね。
大体完成したのでワンコを遊ばせに外に出してあげたら、ネットが見えないらしく鼻ズラをグイグイやって、何を思ったか体当たりして網を少し破ってしまいました。(支柱の天辺の処ね)
ま修理は出来たからいいけど。どうしよう。思い出したのが物置に以前に買っておいたグリーンのネット。是れを下側に2重にまきました。
これなら、編みがあるのが分かるのでぶつかって破く事はないだろうね。それに暫く観察していたら、鳥の群れが来たとき、「ゴジュウカラ」が一匹網にぶつかったが弾き飛ばされたが、直ぐに体制を立て直して餌台に向かって行きましたので安心しました。
「鹿除けネット」と言っても、見方を変えれば「鳥の捕獲ネット」ですからね。後で「フォノグラム」の銀テープを鳥のぶつかりそうな処に、ホッチキスで留めておきました。鳥除けテープの逆利用です。