自然体験活動(特に青少年対象)を広げてゆこうというNPO法人自然体験活動推進協議会(通称CONE)なる団体があります。もう20年前になりましょうか。文部科学省の社会教育部門がバックアップして、全国の自然体験活動の指導者団体のネットワーキングをした時代があります。お互いのプログラムを情報交換し、共通した指導者養成カリキュラムを整備しようという試みでCONEリーダー養成が始まりました。それ以前に指導者養成をしている団体の指導者が講師役となり、スキルアップを目指したセミナーが大々的に全国展開された時代もありました。 アクティビティデザイン、プログラムデザイン、マネージメントやファシリテーションスキルをテーマにして2泊3日という日程でした。 これを実施することにより、全国の活動団体のネットワークが急速に進んだという背景もありました。
次第に全国各地でCONE集会が開催されるようになりましたが、ここ数年はちょっと下火となっていました。そのテコ入れと言ってもいいかと思いますが、CONE本部が主導して、本年度は全国各地の国立の宿泊体験施設を会場にCONEフォーラムが開催されました。 その各地の報告会を兼ねたラップアップフォーラム(ふりかえり)が東京代々木のオリンピック記念センターで開催されました。全国各地のCONEフォーラム開催の実行委員や参加者が集合しました。(旅費補助があるので、これも相当な予算ですな)
この事業は3年続くそうなので、(直接国の補助ではなくて、文科省が管轄する子どもゆめ基金というファンドが資金補助してくれています。 来年度の全国共通の基本テーマも論議しました。
結果は、自然体験活動の社会的価値 です。 この20年で自然体験活動は間違いなく広がってきてはいるけれど、社会的認知はいまひとつかな・・。そこで、我々の活動を我々が再評価再認識しようとの思いからです。
幼児期の体験活動、医療や介護との連携、木育活動、東アジアとの連携など、いろいろとサブテーマは作れそうです。 北海道大会は再び真冬設定になってしまいましたが、来年度も、私めが北海道フォーラムの実行委員長を仰せつかりましたので、それこそ、本年度をしっかりとふりかえり、新年度早々から動き始めいようと思います。(日程確保のためには今からだな!!)
次回日程は
2019年2月15-17日です。皆様、よろしくお願いします。