高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

認知症理解啓発ワークショップ

2010-12-11 13:04:24 | 日記

70名近い様々なNPOの代表者や職員が北海道NPOサポートセンターの呼びかけで集まりました。認知症理解啓発ワークショップ。薬剤会社がスポンサーとなったワークショップです。

 認知症患者や家族を医療と地域で支える取り組みをしている空知の事例報告や専門医による解説を受け、集まったNPOでどんな支える方法があるか、ワークショップを行いました。

 高齢社会に突入し認知症は増加しています。日本には、現在で240万人の患者がいますが、15年後には330万人以上になると予測されています。85歳以上では3~4人にひとりです!!

 早期発見により、薬で進行を遅らせることや適切な介護によって症状の悪化を防ぐことができます。家族の中だけでケアするのではなく、地域社会でも認知症への理解を深め、患者さんと家族をサポートする必要があることが、よくわかりました。

 認知症に限りませんが、支え合う社会を創ることは危急の課題です。

喧嘩して謝っているエビゾウばかり取り上げている暇はないよ・・・。


それにしても、サポセンのKさんのお声がけで、これだけ多様なNPOが集まったことに驚いた。もちろんKさんの影響力がありますが、「ささえ合う社会づくり」へ使命感を持ったNPOが分野を越えてたくさんいるということでしょう!

7人の10グループができていたのですが、私のグループには、
障害者の就労サービス(IT,喫茶店など)、ホームレス支援、高齢者介護型施設、起業支援、リサイクルショップの方がいました。

土・農をテーマにした受け入れ地域や場づくりを提案しました。

*****

それぞれのNPOはそれぞれが抱える課題解決(活動)で手いっぱいの感があります。目の前に新しく現れた課題があっても現有勢力では手がつけられないのが実態でしょう。

課題解決には、私達がまずは、支え合わなくてはならないでしょう。

異なる領域(環境、さまざまな福祉、まちづくり、教育など)、あるいは同領域であっても協働し合わないと、次の課題解決にはできないな・・・。

また、この協働を育ててゆく「コーディネイター」をどんどんと生み出してゆかないとならない。

コメント
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