高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

エネルギーチェンジ100

2012-04-27 05:33:49 | 主義・主張

北海道には「北海道・省エネルギー・新エネルギー促進条例」という素敵な法律があります。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kke/johrei/johrei.htm

この条例の前文(附則)には、
「脱原発の視点に立って、限りある資源を可能な限り将来に引き継ぐとともに、北海道内で自立的に確保できる新しいエネルギーの利用を拡大する責務を有している。」と書かれ、

私たちの生活については、
「私たちは、エネルギーの使用が人の様々な活動から生じていることを心に留め、社会経済活動や生活様式の在り方を見直し」と明記されています。

この条例の成立は、泊原発のプルサーマル発電の稼働推進との裏腹がある、と指摘するバーター性があったと、指摘する人もいますが、ともかくも、素晴らしい条例があるのです。

今だからこそ、この条例に焦点を当て、実践・具体的な行動をしてゆこうというのが、「北海道エネルギーチェンジ100」という運動です。

http://www.enechan100.com/

とはいえ、ちょっと停滞気味なので・・・、あらためて「今だからこそ」という思いで有志が集まり、昨夜は作戦会議。
自然エネルギー推進を行うために企業や関係者を入れたネットワークを作ろうと頭をひねりました。

私は、北海道電力こそ脱原発・エネルギーミックスな経営転換をすれば、世界に冠たる電力業界をリーディングできる会社になる、北海道はエコ・グリーンアイランドになると思うのですが・・・、東電と同じように凄い巨大なグループ企業になっているので、転換が難しいのだろうな。
いずれにしても北電を孤立化・意固地にさせる脱原発運動では、転換が増々遠のいてしまうのではないかとも、思うのです。
コメント
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