いよいよ明後日、北海道黒松内町の町長選挙です。候補の一人の若見氏の立会演説会を聞きに行ってきました。なかなか意欲ある良い演説でした。
今回の選挙は、現職2期目挑戦の若見氏と役場の課長を辞しての新人・鎌田氏の一騎討ちとなりました。若見氏は、この町に移住して以来、お会いすることも多いので、そのお人柄や考え方は多少はわかっているつもりですが、鎌田氏の公報は今日まで手元にもなく、お人柄やお考えがちょっとわからないままでいます。
しかし、選挙選は双方とも宣伝カーでの「お願いします」一方なので、こういった立会演説会が頻繁に開かれるといいと思います。
現職町長と現職を辞した役場課長という、どちらも黒松内行政を担う現役バリバリ候補による選挙戦となってしまいましたが、役場が割れてしまっては元も子もない。禍根を残さない選挙を願っています。
町民有権者は、黒松内町にとって、「今これから何が大切なのか」をしっかりと考える必要があります。
しかし・・・、
いったい今回の選挙戦の争点は何なのかと考えると・・・、いち町民としては良くわからない。
結局のところ、庁舎内ガバナンス(統治機能・手法、人事)と具体施策の情報発信・公開のやり方の問題なのだろうか・・・・、これは、町民(私)にとっては、わかりにくい。
国内も海外も社会、経済が大きく変化する時代に突入しています。少子高齢化と過疎化が避けられない田舎では、地域の問題は地域内だけで解決できなくなっています。モノだけなく、ヒト、情報も町外との繋がりがなくしては解決できません。
国が景気対策のために10兆円の補正予算を組んだところで、すべて借金国債で賄う、財政が危機的な日本。限られた税金を地方に投下するには、10年、20年の未来に投資価値のある地域に限られてくるのは当たり前の状況にあります。
都会にはない田舎の素晴らしさを伸す政治
大地からの生産を大切にできる地域
田舎という小規模さを特徴化できる地域
人を育てる、育成力ある地域
民間・行政との協働が進む活力ある地域
への推進力ある町政を期待しています。