高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

松前から

2013-01-22 17:17:55 | 来訪者
本日の来訪者滞在は松前町役場。

海の方々ですが、寿都湾の魚介類で対応。松前町で魚介類を買うのはスーパーだそうで、意外やお喜び。
黒松内町は中山間地域のように思われるかもしれませんが、実は隣町寿都漁港まで自然学校から車で10分ほどです。 朝に市場で仕入れた魚介類が小さなスーパーの中の鮮魚店に並びます。 2店舗あります。

このお魚達は、漁師さんからの直送です。

幸せなことだ。
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円下落

2013-01-22 16:41:51 | 今日のニュースから
円下落、一時90円台に 日銀の金融緩和決定で。

http://www.47news.jp/CN/201301/CN2013012201001504.html

私は昔、小さな貿易商社で輸入の外国為替業務を担当していました。大きな商いでは100万ドルの支払いもありました。為替レートが1円違えば、決済金額が100万円も違います。 今回のように10円も変動する急激な円高だと、1000万円も支払い額が異なってしまいます。小さな商社では経営の死活問題です。輸入業者にとっては円高が望ましいのです。

 このリスクをできるだけ避けるために、分散して先物買いというシゴトをしました。もちろん決裁は社長がするのですが。 
この仕組みは簡単に説明しにくいので、ここではしませんが、ドルだけでなく、当時の様々な欧州通貨もあり、ましてはパソコンなんて便利な道具がない時代でしたから、手書きでいろいろな資料を毎日つくり、それはそれは神経をすり減らすような仕事でした。

物の売買を伴っての為替相場との戦いなのですが、昨今では機関投資家という莫大なお金を動かして為替差益で儲ける人達がいます。その人達の資金投下のために為替が変動してしまう。物の売り買いをしている商売の営業努力が簡単にすっとんでしまうのです。

これって、本来、おかしなことですよね。物の生産ではないのですから。金融市場にあるお金のやりとりだけで金儲けができてしまう・・・。 実は市場には資金が有り余るほどで回っていて、その富が集中している投資家が意図的に相場を作りだし、それで儲ける・・・。 すでに資本主義経済は健全でなくなっているなあ・・と思う。

たくさん国債発行して、お札を刷って日銀も債権者になる。現ナマが市場にまたまた増える・・。物価も上がる。給与は増えない。社会保障は減る方向。消費税も上がる・・・。 ほんとに、これでうまくゆくんだろうか?


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