司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」を読み始めてしまった。 厚めの文庫本で八巻、図書館から借りて読んでいます。若い頃に一度読み熱中しました。 また、この本を原作としたNHK大河ドラマ「龍馬伝」は、再放送も含めた一週間に三度同じものを観ていたなあ・・・。
幕末の坂本龍馬の活躍はこの司馬さんの小説をして、英雄龍馬を日本人にそのイメージを植え付けたといっても過言ではないと思います。 小説ですからドキュメントではないわけですが、その作品は膨大な幕末史料と現地調査、聞き取りによって構成されています。 文章のうまさと多少のラブストーリー、サスペンス仕立てもあって、読み返しても 司馬史観のスペクタクルにはまっております。