高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

2G旅二日目

2024-10-07 11:54:44 | 日記
弥陀が原高原ホテルは海抜ほぼ2000mにある宿ですがなかなか良い施設でした。 無料の自然ガイドや夜はスライドトークイベントもあり、サービスが行き届いていました。ガイドウォークは私としてはゆくべきでしたが、雨降りで雨準備不足なので断念(? ひよった)。
朝方は雲があがり、若干の紅葉が楽しめました。
 
富山県はさすが観光立県である、各交通機関のチケット売り場、案内、バスの運転手さんも英会話ができて、宿の従業員さんも誰もがフレンドリーで親切なのです、北海道ではこうもゆかないなあと感じた次第でした。

さて、弥陀が原からは予約したバス(ひっきりなしにバスが上り下りしており、
どれもお客さん満杯で観光シーズンたけなわっといった感じでした。)で美女平まで降りてから最後のケーブルカーで立山駅へ、そこからJRで富山駅へ。レンタカーを借りて今夜の宿泊地の宇奈月温泉へ。 最初は観光地巡りの予定だったのですが、まっすぐに宇奈月へ。そして、気になっていたトロッコ列車に乗りました。

黒部渓谷沿いに遡る小型なディゼル機関車が客車を牽く観光列車です。テーマパークのアトラクションよりリアルで楽しかったね。
現在の終点は猫又駅という場所で、これまでは作業現場駅で停まらなかったそうですが、ここより先の欅平、さらにはその先に黒部キャニオンルートという富山側からも黒部ダムへ続く新たな観光ルートが2024年から開通する予定だったのですが、正月の能登地震の影響でがけ崩れがあったそうで不通になってしまったので、ここ猫又駅を観光終達点に急遽しているとのことでした。特別見どころがあるわけでない渓谷の中でしたが、猫が付く駅名は全国ではここだけというのが、唯一の見どころ。 お土産や記念品なんかを売ったら売れるんとちゃうかいなと思ったな。 途中駅に黒灘という場所があり、かなり深山なのですが、ここに温泉宿があるというのが気になりました。
 
同じ鉄路を往復して宇奈月温泉泊り。 ここも良いお宿でしたが、露天風呂が北海道に比べるとショボいなあという印象でした。 
 
キャニオンルートが再開通したら、今度は富山側から信濃側へ天気が良い日に抜けてみたいなというモチベーションがうまれました。
 
翌10月6日は、富山ときとき空港まで送ってもらい北海道に返りました。 宿にリュックを忘れてしまうという失態をしました。帰りの便の予約は、スマホにある予約番号で乗れるということで、助かった。
 
 
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2G秋の旅

2024-10-07 10:08:23 | 日記
三重県の赤目の森の福祉・里山づくり系のNPO主宰の伊井原さんと秋の旅を続けて3年目。今年は10月3日から6日まで、私の希望で黒部アルペンルートを旅してきました。日程は彼が全てセットしてくれたのですが、集合場所は長野県側の扇沢。 はてさてそこまでどーやってゆきましょうか・・。しかし、彼が乗り継ぎ交通経路まで指南計画してくれましたので、それに準じて移動するだけなのですが、まあまあ乗り換えが多くて緊張したなあ。 朝8時名古屋発のJRしなの3号に乗車しなければならないので、ひとりで名古屋に前泊しました。
10月4日、朝は二度寝してしまい、慌ててJR名古屋駅へ。 なんとか間に合いました。先が思いやられます。
アルペンルートは、バスやトロリーバス、ケーブルカーやロープウエイを乗り継いで黒部第4ダムを越えて長野側まで立山連峰を抜けます。


私が中学生の時に石原裕次郎や三船敏郎が出演した映画「黒部の太陽」が上映され、大いに感動して二度も観に行ったものでした。 フォッサマグマの大地溝帯での出水、岩盤温度がダイナマイトが自然爆発してしまうような高熱隧道(これは吉村昭さんの小説も熱くなって読んだなあ、なかでも冬季間に作業員宿舎を峰を越えて吹き飛ばす「ほう雪崩」の凄まじさが印象に残っている)

しかしながら、天候は最悪。ガスと雨・・。 雨天対策をしっかりとしてゆかなかったので晩秋模様の高山の中、たいへんな思いをしました。高熱隧道「関電トンネル」を電気バス(以前はトロリーバスであったが、今は電気モーターバス)を降りてからはダム堰堤を歩いて次のケーブルカー駅に徒歩移動なのですが、近辺の記念碑やミュージアム、テラスを訪れる余裕もなく必死でありました。
そして、ケーブルカー、ロープウエイを乗り継いで室堂に抜けて弥陀原のホテルへ。高山なのに立派な宿でした。
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