ぶなの森自然学校校庭に入ると大きな樹が目にとまります。シンボルツリーのように目立ち、自然学校の名称に「ぶな」を冠しているのに、実はこれはブナではなくてイチョウです。
ここは元小学校跡地であり、随分と昔に植えられたものなのでしょうが、地域の古老に聞いてもその由来はわかりません。 イチョウには雌雄があり、その区別は実がなるかならないかでわかります。また俗には、葉っぱの形が着物(スカート)風であれば、メス、袴(ズボン)風にわかれているとメスとも言われています。が、この木の葉っぱは両タイプがあり、実(銀杏)はなりません。
札幌で有名な北海道大学のイチョウ並木は、この時期は見事な黄葉となり観光名所化となっているのですが、ご覧のようにこの樹はほぼ黄葉しないのです。(何年かに一度色づくことはあるのですが・・)今年も色づかないうちに落葉してしまいそうです。
近くにほかにイチョウがないので、「色気づかない」のではないかな・・。
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