高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

焚き火

2023-03-30 11:14:25 | 日記
今回の春キャンプの参加者は9名と北大の留学生イルターザとムーン(パキスタン、ミャンマー)そして、自然学校への台湾実習学生なんちゃんでした。 夜の過ごし方に「焚き火をしたい」というSSKくんひとりがこだわるので、付き合いました。 みんなが同じことをすプログラムもありますが、各人のやりたいことをスタッフが許せる人数がいれば、やらせてあげたいのキャンプ運営の基本方針なので、今晩は私が小三のSSK君にお付き合いをしました。つまり一対一ね・・・。

進級に当たっての目標は?と聞くと、「分数をがんばる!」とのこと。で、問題を出してあげました。「ケーキがワンホールあります。たかぎぃが半分食べてしまいました。残りを3人で分けることになりましたが、全体からみるとひとりどのくらいの量を食べられるでしょうか・・?」
「うーん・・・、 六分の一!!」 おーできるじゃん。分数の概念は出来ているようです。
「では、1/2 + 1/3 は?」「うーん、1/5!」 これは不正解。
 
「算数ってさ、学年ごとにちゃんと覚える、暗記ではないよ。なぜこうこうなるのかをちゃんと知って答えらるようにしておかないと、突然に次の学年でできなくなっちゃうんだなあ・・。 たかぎぃは中学まではちゃんと順番に理解していたんだけど、高校の数学で受験のために暗記学習をしてしまったんだな、こんな問題がでたらこういう風にとく、みたいにね・・。それでなんとか大学試験も通って大学に入ったんだけれど、大学での最初の数学の授業で・・、先生の言っていること、黒板に書かれたことがさっぱりわからんかった・・」
なんて話や・・
 
「太陽と月が海と友達になる話」(アフリカ民話)やら、火の神様を讃える、森の神様達に関しゃするじゅもんやら、山の歌を歌ってやったりしたのでした。 山の歌は昔はよく歌ったもんだが、歌詞が思い出せないものが多かった・・、残念。
 
押し付けになんない程度、まあ関心をもっていたようでした。
付き合ってくれたのが SSK君のほうかもな・・・。
 
 
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