三重県の赤目の森の福祉・里山づくり系のNPO主宰の伊井原さんと秋の旅を続けて3年目。今年は10月3日から6日まで、私の希望で黒部アルペンルートを旅してきました。日程は彼が全てセットしてくれたのですが、集合場所は長野県側の扇沢。 はてさてそこまでどーやってゆきましょうか・・。しかし、彼が乗り継ぎ交通経路まで指南計画してくれましたので、それに準じて移動するだけなのですが、まあまあ乗り換えが多くて緊張したなあ。 朝8時名古屋発のJRしなの3号に乗車しなければならないので、ひとりで名古屋に前泊しました。
10月4日、朝は二度寝してしまい、慌ててJR名古屋駅へ。 なんとか間に合いました。先が思いやられます。
アルペンルートは、バスやトロリーバス、ケーブルカーやロープウエイを乗り継いで黒部第4ダムを越えて長野側まで立山連峰を抜けます。
私が中学生の時に石原裕次郎や三船敏郎が出演した映画「黒部の太陽」が上映され、大いに感動して二度も観に行ったものでした。 フォッサマグマの大地溝帯での出水、岩盤温度がダイナマイトが自然爆発してしまうような高熱隧道(これは吉村昭さんの小説も熱くなって読んだなあ、なかでも冬季間に作業員宿舎を峰を越えて吹き飛ばす「ほう雪崩」の凄まじさが印象に残っている)
しかしながら、天候は最悪。ガスと雨・・。 雨天対策をしっかりとしてゆかなかったので晩秋模様の高山の中、たいへんな思いをしました。高熱隧道「関電トンネル」を電気バス(以前はトロリーバスであったが、今は電気モーターバス)を降りてからはダム堰堤を歩いて次のケーブルカー駅に徒歩移動なのですが、近辺の記念碑やミュージアム、テラスを訪れる余裕もなく必死でありました。
そして、ケーブルカー、ロープウエイを乗り継いで室堂に抜けて弥陀原のホテルへ。高山なのに立派な宿でした。
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