2013.3.28(木)曇
「鳥垣渓谷からシデの山・大栗峠を訪ねるマップ」が完成しました。
カフェじょんのびではこのマップを設置して、一部100円の協力金を頂いて配布することと致しました。
鳥垣渓谷からシデの山、大栗峠にいたる道は山に入る人が居なくて随分荒れていたものを鳥垣自治会の取り組みで整備されました。
この間坂尾呂神社馬場先の「坂尾呂の里」を整備され、かつて茅場であったシデの山を紹介する冊子「シデの思い出」を発行されています。
鳥垣渓谷からシデの山に至るルートについては数年かかって倒木を取り除き、薮を払い、道を造ってこられました。特に渓谷部分は倒木や砂利が溜まって大変だったと思います。
鳥垣渓谷第三の滝(晩秋)
茅場であったところは道が確定しておらず、道標やロープなどで案内しております。
登山の楽しみはなんといっても苦労のあとの眺望です。特に丹波の山では植林の成長や雑木の繁茂で眺望のないのが一般的です。
そのため登山道が鳥垣林道と出合うみとやシデの山山頂では、不要な枝などを整理し眺望が確保できるように整備しました。
みとには新たに案内板と俯瞰看板を設置しました、天気の良い日には丹後半島や日本海が望めます。
みとの眺望、日本海まで見渡せます。ここに案内板が設置されました。
みとから主稜線に登る新道はまだわたしも歩いていないのですが、ふりかえる景色が登るにつれて変わってくるという楽しみがあるそうです。
ハイキング道は人が訪ねてこそ維持されるものです。是非「訪ねるマップ」を手に鳥垣渓谷、シデ山、大栗峠を楽しんでください。
シデ山頂から丹波の山々、遠く篠山方面まで望めます。
大栗峠への尾根道と峠の地蔵さま、一番好きな所です。
なお、協力金100円は今後の登山道などの整備に使用されます。
【晴徨雨読】183日目(2007.3.28)島原~長崎
島原市と福知山市が姉妹都市であることを知る。三河の深溝(ふこうず)松平の殿様が福知山、島原と国替えしたからだそうだ。現在でも福知山市役所に普賢岳噴火のアルバムなど設置されているのはそのためだそうだ。
ところがこの殿様、松平忠房公福知山城の文化遺産をすっかり持ち出したために、福知山には何も残らなかったということだ。島原の本光寺に福知山藩の領内絵図などが残っているのもそのためだ。しかしそこまで持って行かなくても良さそうなものと思うが、なにより福知山藩の葵の御紋の謎がここで解けたかに思えた。だが意に反して、この松平家の家紋は葵ではなく、謎は旅の終わり、福知山城訪問まで持ち越されることとなる。
福知山藩領国図と丹州亀山絵図、こういったものが島原にある訳が解った。
【今日のじょん】:朝の散歩時、31日必着締め切りの応募書類をポスト投函に行く。我が家から500mはあって面倒なのはこの上なく、じょんがひとりで投函してくれたらなあと思うのである。