晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

続・青葉山縦走 11/15

2014-11-15 | 山・峠

2014.11.15(土)曇り、雨

 青葉山西峰のピークは祠の後ろの岩山である。ロープを伝って登ると若狭湾の雄大な景色が目に入る。ヤーダさんの大嫌いな高浜原発もしっかり見える。そのわりには頂上の記念写真は楽しそうに写っている。

 西峰から東峰までの700mの尾根歩きは楽しい。ナイフリッジ状のエッジや鎖場、沖縄の斎場御嶽(せーふぁーうたき)の三角岩を思わせる大師洞など変化に富んでいる。やがて東峰(693m)に着き、少し降りたところの休憩ベンチで昼食をとる。

西峰を振り返る、大師洞
 ここに奇妙な茶釜のような釜がある。よく見ると〒マークが書かれていて、郵政省の文字がある。郵便局で使われていた備品なんだろうが、これを持ち上った人も凄いが、さて一体何のためにあるのかも不思議である。西峰の避難小屋にでもあれば意味があろうというものだが、、、。

 さてこのベンチの広場から南側には高野の集落が見下ろされる。その集落の右方に青郷小学校高野分校の校舎が見える。集落との中間に古い校舎らしき建物が見え、これこそが旧高野分校、水上勉が教鞭を執った高野分教場の校舎だろう。今日の目的のひとつは実はこの校舎なのである。


 持参のコーヒーなどを飲んでゆっくりし、下りにかかる。案内図には馬の背という岩場があると書いてあり、こういう名の付くところはたいしたことも無いと思っていたがなかなかのルートで、積雪期などは結構難所になるだろう。もっとも自信の無い方には捲き道もあるのでご安心を。

 金比羅さんの広場や展望台を過ぎ植林の森となってくる。やがて中山と高野の分岐点に出会う。道は中山方面の方が良く歩かれていそうだが、もちろん高野方面にとる。植林の中の陰気な道をだらだら下ると、民家の脇の道に出て、ここが高野登山道入口と言うことだ。

展望台から若狭湾
高野道分岐
高野登山道口
 分教場への道を尋ねて、村の中の道を行く。やがて東峰から眺めていた赤い屋根の分教場に着く。水上先生と分教場のことは後ほど書くことにして、先を急ごう。
 分教場から青郷小学校高野分校の前を通って今寺に急ぐ。ヤーダさんは足の疲れのためだろうか、「なんでこんな坂のところに小学校があるんだ」なんていっている。都会育ちの人にはそのようにうつるのだろう、田舎では坂の上にあるのは一般的だし、そこまで4キロ、5キロと歩いて通っていたのだ。しかし散策マップをよく見ると、どうやら分校の道は遠回りだったようである。上成の大岩を通れば少しは短かったようだ。
 今寺の坂を熊野神社まで登ってゆく。南向きののどかな集落なんだが、空き家が目立つ。神社からは水平に近い道を松尾寺に向かうが、ところどころ古いお墓なんかがあってもう一度じっくり歩いてみたい道だ。
 案内に従って横道に入ったら、松尾寺の本堂の前に飛び出した。つづく

今寺の熊野神社、最終は松尾寺本堂の大杉のところに出る。

【今日のじょん】朝から出るなり三度ばかしうんPする。軟便通り越して下痢便だが、食べていないので少しばかりだ。草を探してやたらと食べていたが、帰ってきても食事は摂らない。

そのうち戻して、もう大変。一日ぐたーっとしていたが、夕方かみさんがおかゆを作ったら食べたそうだ。
 夕飯の時にはいつも通りねだるようになって、やれやれ一日で回復したようだ。ここで甘くなって色々やるとやばいので、少し豆腐などやっておしまい。

 【作業日誌 11/15】
芝張りスロープ前9枚、ドッグランど横準備

 


 

コメント
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