2009.6.15(月)曇
何とも涼しいというか寒い日が続いている。生活には楽だが、もう6月の中旬だぜ。昨年の今頃はいかばかりかとブログを遡ってみる。結構カラッとしたいい天気が続いており、似たようなものだ。生姜の芽が出てきたとか、梅の実がふくらんできたとか結構気ぜわしい話題が載っている。生姜畑の用意もしなければならないし、梅肉エキス作製の用意もしなければならない。
一年間野菜を育ててきて一番大切なことは播種や苗の植え付けの時期だということがよく解った。時期がぴったり合うと、すくすく育ち収量も味もいい、これを間違うと全然育たなくて、葉っぱばかりで実や根が採れないということとなる。農家には農家暦なんてのがあったり、残雪の形で種蒔きをしたりしてきたのがよく解る。地域によって気候も違うのだから、各農家にはその家独特の暦があるのだろう。それは記録されているものもあれば、頭の中にインプットされているのもあるのだろう。私の場合は一応一年間の記録がこのブログにあるから参考にしているが、最も手っ取り早くて確実なのは近所の畑を見ることである。幸いじょんの散歩で日に一回は近所を歩くので観察ができる。種を蒔いた場合は大抵種の袋を立ててあるので、何が撒かれたか解るし、条蒔きか点蒔きかなんてことも観察できる。苗の場合は大体なにか解るし、解らない場合は聞くしかない。
成長に合わせた育て方も観察しているとよく解る。最近気になっているのは、トマトの上部にビニールが掛けてあることだ。掛けてない畑でも、掛けられるように準備してある。何のためだろう、病気予防かと思うが聞いてみないと解らない。
もう一つ気になることがある。オクラの茎がスパッと切られていることで、これで3本目だ。幸い沢山種を蒔いていたので、間引きすべき苗を植え替えて間に合っているが、昨年のように苗一本だけを育てていたら、それまでだ。
すっぱり切られていて、がっくり来る。
昨年もオクラではないがネギの苗が切られていたことがある。お客さまに尋ねると根切り虫じゃないかと言われるが、なんで根切り虫が茎を切るのだ。大体根切り虫ってどんな虫なのだろう。原因がわからないので予防のしようがない。切った葉を巣に使ったりするのなら解るけど、そのまま放っているので余計不思議だ。大体寄生宿主を殺してしまうとは寄生虫の仁義にも反している。とんでもないやつだ。こればっかしは園芸の先生も教えてくれない。
【作業日誌 5/15】
店多忙
今日のじょん:夕飯の時錠剤を混ぜて食べさせられている。昨日までうまく食べていたが、今日は一個残してしまった。少し残ったドッグフードと一緒にやっても上手に吐き出す。大好きなジャーキーに混ぜてもジャーキーだけ食べてしまう。この薬なんぼかかってると思とんねん、金勘定になってきた。いくみちゃんが持ってきたチーズのスティックに埋め込んでやると、さすがに変な顔しながら呑み込んでいた。