2月3日(金)
箕面共同センターだより NO50 2012年2月1日号に私のインタビュー記事の続きです。
―3年余の倉田市政をどうみられますか。
「第1は、「緊急プラン」という名の市民サービスの削減です。例えば、77歳の長寿祝い金は廃止、障害者作業所への補助金削減、保育料の値上げ、2年連続国保料の値上げなどひどいものです。なにしろ5年間で270億円もの予算を削減する計画です。
第2は、「みどりを守る」と言いながら、箕面森町、彩都などの大型開発の推進です。これらには数年にわたって、住民経費や借金返済を含めて、毎年約20億円使います。彩都の国文4号線(道路)は何と事業費は44億円です。
第3は、やつぎばやの民間委託です。その特徴は、市の公の施設に民間企業をどんどん参入させるやり方です。例えば、第1・2総合運動場は、ミズノ(大手スポーツ品メーカー)に経営させています。その体育館では、同社製のスポーツ用品まで売っています。他にも、とどろみ野外活動センターでの「スノーピーク」(三条市の登山・スキー用品の会社)も同様です。私たちの追及にたいして市長は「企業が儲けて何が悪いのか」と開き直る始末です。
市の「第5次総合計画」(昨年から10年計画)では「自助、共助、公助」が強調されています。自己責任論がまずあり、行政の出番は、最後の最後と言わんばかりの基本姿勢では、暮らし、福祉、防災など地方自治をあずかる市の責任はどうなるのでしょうか」
箕面共同センターだより NO50 2012年2月1日号に私のインタビュー記事の続きです。
―3年余の倉田市政をどうみられますか。
「第1は、「緊急プラン」という名の市民サービスの削減です。例えば、77歳の長寿祝い金は廃止、障害者作業所への補助金削減、保育料の値上げ、2年連続国保料の値上げなどひどいものです。なにしろ5年間で270億円もの予算を削減する計画です。
第2は、「みどりを守る」と言いながら、箕面森町、彩都などの大型開発の推進です。これらには数年にわたって、住民経費や借金返済を含めて、毎年約20億円使います。彩都の国文4号線(道路)は何と事業費は44億円です。
第3は、やつぎばやの民間委託です。その特徴は、市の公の施設に民間企業をどんどん参入させるやり方です。例えば、第1・2総合運動場は、ミズノ(大手スポーツ品メーカー)に経営させています。その体育館では、同社製のスポーツ用品まで売っています。他にも、とどろみ野外活動センターでの「スノーピーク」(三条市の登山・スキー用品の会社)も同様です。私たちの追及にたいして市長は「企業が儲けて何が悪いのか」と開き直る始末です。
市の「第5次総合計画」(昨年から10年計画)では「自助、共助、公助」が強調されています。自己責任論がまずあり、行政の出番は、最後の最後と言わんばかりの基本姿勢では、暮らし、福祉、防災など地方自治をあずかる市の責任はどうなるのでしょうか」