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箕面市も、市民部・健康福祉部 窓口をはじめ すべて「パソナ」に委託

2019年10月11日 14時17分00秒 | ノンジャンル
10月11日(金)
 箕面市も、市民部・健康福祉部 窓口をはじめすべて「パソナ」に委託  年間約2億円
 今議会の市議会に提案され、7日に採決された「教育委員会事務局業務の一部業務の派遣、委託化の補正予算」で、
「窓口職員の民間委託化、業務の民間委託化はこれまでもすすめられてきました。私たちは、その都度、疑問を表明し、反対してきました。市民からは対応の不十分さも多数よせられてきました。

 就学通知や学童保育算定事務など委託化予定
 「想定している委託業務は今後精査する」とされていますが、その一例には、『就学通知の発送、就学校の指定変更等』があり、派遣労働者はどこのお子さんが学齢期になり、または中学校に通うようになるという個人情報を発送作業で知り得る立場になり、また後日になって公立でなくどこの私学へ通学するようになるという個人情報も知り得るのです。「学童保育の保育料の算定事務」では、生活保護、非課税世帯、扶養手当受給など収入状況の個人情報にも触れられる事務作業が行われるということです。「守秘義務を課す」とされるでしょうが、民間の企業にそうした個人情報を提供され、知られることには、市民の中には抵抗があります。」

 「教育委員会事務局業務改善事業での派遣、委託化に、重大な問題を含んでいる」と補正予算に反対しました。
 じつは、箕面市も、市民部・健康福祉部 窓口をはじめ、総合窓口:国民健康保険、介護・医療・年金、総合保健福祉センターの市役所の委託業務は、すべて「パソナ」に委託しています。その総額は、年間約2億円です。
 こうした、公務労働の委託とその拡大が、本当にいいのか改めて問われます。

 しんぶん赤旗10月10日号 15面 より