日本共産党箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

箕面市でのスポーツのつどいの料金の引き上げについて その①

2023年10月11日 22時51分20秒 | 市議会

10月11日(水)

 2023年10月10日、日本共産党 名手宏樹は、下記のテーマで、箕面市議会で一般質問を行いました。順次ご紹介します。    

1,箕面市でのスポーツのつどいの料金の引き上げについて 今年、9月の市立体育館スポーツ施設窓口の表示に、10月からのスポーツのつどいの参加料金を現行の210円から300円に、3割の引き上げが突然示されました。その説明文では、「水光熱費の高騰、人件費の増加などで施設経費が年々増大し企業努力では負担できなくなった。」としています。参加者から「なぜ上げるのか」「異論はなかったのか」「箕面市の施設利用料は高いのでは」など聞こえてきました。体育館で利用者むけに細かい説明を求めても、「書いてある通り」と、それ以上の説明も文書もしめされませんでした。はじめに

①従来の210円の設定の根拠。300円に引き上げた理由について 質問します。

 これまで参加料金の設定された210円の根拠は何だったのでしょうか?また、今回、300円に引き上げた理由、料金引き上げの設定の理由は何だったのでしょうか?

市の答弁;「スポーツのつどいの参加費」についてですが、スポーツのつどいは、「1 人でも初心者のかたでも、気軽にスポーツを楽しみ、運動できる」ことを目的とし、昭和56年度には実施しており、その後、平成18年度に本市スポーツ施設に指定管理者制度を導入した後は、指定管理者が自主事業として継続しています。

 参加費については、事業目的に鑑み、指定管理者が平成18年度以前の参加費200円をそのまま引き継ぎ、平成26年の消費税増税の際に増税分10円の値上げを実施した以外、見直しは行っていません。

 しかし、ミズノグループが指定管理者となった平成23年から今に至る12年間で、最低賃金は35.4%上昇しているほか、昨今の物価高騰等は著しく、指定管理者としてはこれ以上、営業努力で補うことはできないと、苦渋の決断をしたと聞いています。

 参加費が200円に設定された根拠は、約20年以上前のことであり不明ですが、現在、210円の参加費では、同自主事業に必要な空調・照明費用と講師手数料すら賄えておらず、例えば、令和3年度、4年度においては、各年度200万円程度の赤字です。

 指定管理者としては、自主事業の赤字額を少しでも埋めたい一方で、参加者の負担増を最少にしたい考えで、300円という参加費を設定されました。

 なお、参加費を300円にしても、同自主事業の赤字が解消されるわけではありません。赤字額は指定管理者が、これまでと同様、その営業努力によって補います。   質問は続きます・・・



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