日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党 
前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

箕面共同センターだより 「市民が大切にされ、希望のもてる政治の実現へ」④ 最終

2012年02月08日 22時50分00秒 | ノンジャンル
2月8日(水)
 箕面共同センターだより 「市民が大切にされ、希望のもてる政治の実現へ」④ 最終    

箕面共同センターだより NO50 2012年2月1日号に私のインタビュー記事の続きです。

―市政改革の当面の力点についてどうお考えですか。
「私は、昨年7月、東日本大震災のボランティアとして陸前高田市で、仮設住宅へ救援物資を届けるなど1週間滞在しました。この貴重な体験を生かして、9月議会では、地域防災計画の抜本的な見直しと行政の役割の全面発揮について、問題提起をおこないました。
 次に、介護保険料大幅値上げの計画について、昨年結成された箕面社保協のみなさんとともに府市の「ためこみ基金」の取り崩しを提案しています。また、すでに府下では多くの民間病院で実施されている「無料低額診療事業」を市立病院で導入するよう求めています。
 橋下・維新の会など、憲法・地方自治の理念をつぶそうとする動きが激しいなか、「住民奉仕と福祉の増進こそ自治体の本来の任務」という姿勢に徹します。また、「閉塞状況」打開にむけ、”米国・財界いいなり”という「二つの害悪」を断ち切る世論をもりあげるため力いっぱいとりくみます。ともに頑張りましょう」



箕面共同センターだより 「市民が大切にされ、希望のもてる政治の実現へ」③  

2012年02月04日 22時31分00秒 | 地方政治
2月4日(金) 
 箕面共同センターだより NO50 2012年2月1日号に私のインタビュー記事の続きです。
―北大阪急行延伸の動向はどうなっていますか。    
 「公共交通を広げるという意味で延伸に反対ではありません。しかし、次のような計画については、広範な市民の声に耳を傾けるべきです。①1日5万人が2駅(船場、新箕面)で乗降は現実的か?、②建設費は420億円、府市で150億円(箕面市負担は70~80億)はふさわしいのか?、③路線周辺の再開発、大型道路の整備、④かやの中央の「北大阪の一大都市拠点」化など箕面市民のための街になるのか?


箕面共同センターだより 「市民が大切にされ、希望のもてる政治の実現へ」②

2012年02月03日 23時01分00秒 | 地方政治
2月3日(金) 
 箕面共同センターだより NO50 2012年2月1日号に私のインタビュー記事の続きです。
―3年余の倉田市政をどうみられますか。
 「第1は、「緊急プラン」という名の市民サービスの削減です。例えば、77歳の長寿祝い金は廃止、障害者作業所への補助金削減、保育料の値上げ、2年連続国保料の値上げなどひどいものです。なにしろ5年間で270億円もの予算を削減する計画です。

 第2は、「みどりを守る」と言いながら、箕面森町、彩都などの大型開発の推進です。これらには数年にわたって、住民経費や借金返済を含めて、毎年約20億円使います。彩都の国文4号線(道路)は何と事業費は44億円です。

 第3は、やつぎばやの民間委託です。その特徴は、市の公の施設に民間企業をどんどん参入させるやり方です。例えば、第1・2総合運動場は、ミズノ(大手スポーツ品メーカー)に経営させています。その体育館では、同社製のスポーツ用品まで売っています。他にも、とどろみ野外活動センターでの「スノーピーク」(三条市の登山・スキー用品の会社)も同様です。私たちの追及にたいして市長は「企業が儲けて何が悪いのか」と開き直る始末です。

 市の「第5次総合計画」(昨年から10年計画)では「自助、共助、公助」が強調されています。自己責任論がまずあり、行政の出番は、最後の最後と言わんばかりの基本姿勢では、暮らし、福祉、防災など地方自治をあずかる市の責任はどうなるのでしょうか」


国に確認したら「事例として公開しないように」と・・・

2012年02月02日 10時22分00秒 | 市議会
2月2日(木)
水がれがおこらないようにするための「非排水工法」でも水漏れ、
沢の水がれが起こる可能性がある自然をこわす高速道路建設を中止せよ


新名神高速道路建設がすすめられています。
 H24年からは箕面市域でも橋梁、土木、トンネル工事もすすめられようとしています。
新名神での「箕面トンネルの建設」が箕面市議会交通対策特別委員会で議論されました。
「非排水工法」で行うから、「地下水への影響は低減できる」と説明されています。
しかし、「非排水工法」はトンネル内に水が入り込まないように周辺に「コンクリートミルク」などを注入する工法です。しかし、トンネルの建設によって地下水の動きに影響が出ることには変わりがありません。周辺の地下水を遮らないことが期待できない。地下水は面や線で動いているのです。

特別委員会で斎藤議員が質問
 日本において地中の水が抜けおちないような工法があったのでしょうか、また、そこで効果があったのでしょうか?
 市答弁:「東京湾のアクアライン」は「非排水工法」だが、水をトンネルに入り込ませないためのものであった。勝尾川の土かぶりがうすいから「非排水工法」を採用した。

 昨年の10月3日のネクスコ地下水対策検討委員会の資料では、圏央道八王子城跡トンネルと高尾山トンネルでも「非排水工法」で行われたとあるではないか?しかし、今日の資料にはこの2つがないのはどうしてか?
 10月3日のネクスコ西日本の地下水流動対策委員会の80ページ参考資料には、圏央道八王子城跡と高尾山トンネルも川沢の水枯れしないように「非排水工法」をおこなったとある。それで水枯れは阻止できたのか?「非排水工法」でも沢枯れ、井戸枯れがおこったのではないか?国会でわが党の小池晃議員が質問主意書で発言してきた。答弁書では「水枯れが起こらなかった」と質問に答えていない。水枯れ阻止は、「非排水工法」でも期待できてない。「非排水工法」にしても川の水枯れは起こらないとなっていない。なぜ、今日の資料から圏央道八城跡と高尾山トンネルを省いたのか?
 市答弁:「国土交通省が事例を省略してほしい」といわれた。
最善の策は「非排水工法」でこれ以上の対策はないということなので市として受けた。水圧、地圧もある。水圧止めて「非排水工法」は、100メートルまでしか行えない、勝尾川は20メートルなので非排水工法が可能とした。

 どうして、圏央道八王子城跡と高尾山トンネルが資料に入っていないのか?
 「国の意向に沿うもの」であえて知らしめていないということか?井戸枯れに関心がいかないようにするものか?
 市答弁:隠したこということではないが、国に確認したら「事例として公開しないように」とのことであった。

「非排水工法で区間湧水量はゼロになる」しかし、「トンネル内には水は入らないが地下水は抜ける。」ということではないか。


箕面共同センターだより 「市民が大切にされ、希望のもてる政治の実現へ」①

2012年02月01日 22時44分00秒 | 日本共産党
2月1日(水
 箕面共同センターだより NO50 2012年2月1日号に私のインタビュー記事が掲載されました。ご紹介します。
「市民が大切にされ、希望のもてる政治の実現へ」箕面市会議員 名手宏樹さんに聞きました。

 2012年の幕あけです。今年の抱負をお話しください。 
 「今年は箕面市長、市会議員選挙の年です。市民が大切にされ、希望のもてる政治の実現へ頑張りぬきます。市政の課題は無論のこと、権力者いいなりの「教育基本条例案」、「職員基本条例案」や、くらし、営業をますます苦しめる消費税増税を許さないたたかい、さらに原発ゼロをめざすとりくみなどみなさんと手をたずさえて頑張ります」

 -昨年の12月市議会の特徴は何でしたか。 
 「生活保護の予算が1億3千万円増額されました。この1年間で保護世帯は70世帯、約100人増え、全体で741世
帯、1107名となりました。障害者の福祉関連予算もおよそ7000万円増えました。これらのことは、経済、暮らしの悪化がいかに深刻かを物語るとともに、住民の声と運動が反映した結果です」
つづく・・・