hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

千葉寺

2015-02-24 05:00:28 | 日記

『古刹を巡る』その 28。朝一番で千葉に来たばかりではないのだが、久々に千葉寺にお参りをする。

そもそも千葉県は明治6年に木更津県と印旛県が合併した際に千葉町に県庁が置かれたため付けられた名前である。では千葉町はというと鎌倉時代にこの辺りを支配していた豪族が千葉氏であり、その城が千葉城を有していたからと言われる。(ただし、その後豊臣秀吉の小田原評定に敗れ、千葉氏は断絶するが。)その千葉氏が城から近いために菩提寺としていたのが千葉寺となる。

千葉駅からは京成千葉線でちはら台行きに乗り、2駅目。ただし、途中の千葉中央からは電車が半分の本数になり、20分に一台のペースになるが。千葉寺駅は『ちばでら』と読むが、高架の立派な駅。そこから降りてセブンイレブンを左手に、次の信号を左に行った右側と簡単だが、信号までもそれからも遠い。

ようやく山門に着くが、中には瀧蔵神社もある。本殿もコンクリート製だが立派な大きな建物。正式には海上山千葉寺というが、『せんようじ』とも『ちばでら』とも呼ばれる。本尊は十一面観音さまで、坂東三十三霊場第29番札所である。


真ん中のイチョウが立派で前に来た際には秋であったため、その紅葉も見事である。最近では藤沢の遊行寺のイチョウや根津神社のイチョウが素晴らしかったが、決して引けを取らない。


ただ、訪れる人も少なく地元の方が朝から丁寧に掃除をされているすがたはすがすがしかった。


余談だが、朱印を頂いたのだがそれを天地逆に書かれてお寺の方がとにかく恐縮至極であった。申し訳ない。