静岡旅行⑦、鰻を頂いた後だが、磐田市にある『豊岡梅園』に向かう。『鰻に梅干し』は食い合わせが悪いとはいうが、梅見であればよいだろう。
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鰻屋さんを出たあたりからぽつぽつと雨が降り始め、あまり梅見には適さない天気にはなったが、天竜川沿いの道を北に向かう。新東名高速の浜松浜北ICから少し走ると住宅地が丘陵となり、周りに梅の木が増えてくるが、その突き当たりが梅園の駐車場となっている。ただ、天気が悪いからか車は3台しか停まっていなかった。
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既に周辺は梅の木で一杯なのだが、園内はそれどころではなく、約3000本の梅の木が見える範囲全てに植えられている。1人500円払って入園するが、生憎の天候に加え、平日ということなら園内には殆ど人気はない。
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入口の小屋を中心にすり鉢状に梅が植えられているが、13haもある丘陵。放射状に伸びる道は坂はあるが、舗装されていて歩きやすい。
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坂道を登りながら鑑賞するが、梅干し用の白い花が咲く梅が中心。その中に紅梅がところどころにあり、アクセントになっている。剪定をする人が梯子を掛けて枝を落としているが、この枝にもたくさんの花がついていてもったいない。
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坂を登っていくと左右に風景は広がるが、その奥にも梅が植えられていてどこまでも続くその規模はすごい。また、梅の種類はそれほど多くないようだが、若木と老木で枝の伸び方や一本の枝につく花の数などがかなり異なる。
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また、紅梅と一口に言っても濃い紅色の花、薄ピンクの花、殆ど白に近いが隣の白梅に比べるとやはりピンク色の花とかなり差があることに気づく。
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1時間かけて何とか半分くらいを周り終わり、事務所の前で剪定した枝を数本頂いて帰った。その枝の入ったバケツが花筏のようになっていたのが、妙に印象的であった。(以下、次回)
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