hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

久我山歳時記㉑〜久我山・井の頭公園のソメイヨシノ

2023-03-22 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』㉑、3月21日は朝早く起きてWBCの準決勝を真剣に見ていた。敗色濃厚となった9回裏大谷2塁打、近藤四球で作った無死1、2塁で不振の村上の2塁打で日本はサヨナラ勝ち。喜ぶを噛み締めた後は花見である。



朝から曇り、残念ながら日差しは僅かだがこの先の天気予報を見ると今日しかない、と花見に出かけることを決断した。踏切を渡る際にはさくらのヘッドマーク付きの電車を見つける。

久我山駅を通り越して神田川沿いの道を歩くと対岸にソメイヨシノを発見、日当たりが良いのかかなり開花している。

少し歩くと対岸に、さらに京王の車両基地の中にもソメイヨシノは植えられているが、日当たりなのか、対岸の木ばかり咲いている。



橋を渡り、かつての本州製紙寮・グラウンド跡に造られた高井戸公園が現れてくる。

入口には本州製紙の社宅時代からある大きなソメイヨシノ、見事に花を付けている。



坂を登るとアセビや木瓜、レンギョウなどが花を付け、ソメイヨシノと共に咲き誇っている。上の園地の部分の木はまだ花がそれほど咲いておらず入口近くに座る。



もちろん、弁当を広げ、ビールを飲む。まさにこれが私の春のお楽しみ、風もなく、寒くもなく、ゆっくりと1時間ほど花見をする。その後、公園のうち旧NHKグラウンドの方に行くが、この辺りはフットサル場や野球場など施設が多く作られた反面、ソメイヨシノは減ってしまった。



娘が幼かったころに芝生に座り、今日と同じように花見をしたことを思い出す。昔と変わらないのは入口のヒマラヤスギくらいのものである。


富士見ヶ丘駅まで出て、井の頭公園駅まで3つ乗る。ホームから見るとずっと駐車場になっていた駅前の土地も整地され、駅前の大きな松の木もまもなく見えなくなるだろう。井の頭公園駅は本日に限り臨時に急行が停まるようだ。公園に入り、神田川の源流の横を通るとすぐに池となる。



池に張り出したソメイヨシノの枝はもう満開、人の出も多い。池に沿って歩くと祝日のためか家族連れの小規模な花見客ばかり見る。酔っ払いが出るのは暗くなってからなのだろうか。



一方で池にはスワンボート、足漕ぎボート、ローボートがフル回転。桟橋には驚くほどの人である。池から岸を見る花見も一度やってみたいもの。



七井橋を半分渡り、岸のソメイヨシノを見るが、まだ十分咲いていないのか、木の寿命のため切り倒されたのか、特に左側の花が寂しいような気がした。



それでも今年も元気で花見ができたことに感謝である。