台東区秋葉原から蔵前橋通りを歩く。交通量は多い。
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ふと横を見ると狭い商店の間に小さな稲荷社を発見、お参りする。櫻稲荷神社、旧藤堂家邸内に鎮座していた稲荷神社を関東大震災後に地元の岡本悟一氏が奉授して櫻稲荷神社としたと伝わっている。
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清洲橋通りの手前のニ長町(にちょうまち、1964年の住居表示で現在の台東1.2丁目の一部にあたる。市村座が関東大震災まであった)交差点を左に曲がる。先程の蔵前橋通りもこの通りにも結構古い店が多い。
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まずは『だんどりおん』という骨董品店、古民家で営業されていて、渋い店構え。その隣は今は民家だが、かつては旅館をやっていたようなお宅がお隣にある。
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しばらく歩くと竹町公園、学校の隣にある広めの公園、遊具が並んでいた。
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その先には『佐竹商店街』、日本で2番目に古い商店街(因みに最も古いのは浅草仲見世商店街)である。330mにわたるアーケード、とにかくノスタルジックなお店が並ぶ。
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特に多いのは洋品店、ほかにも喫茶店や中華料理店、八百屋、豆腐屋など子供の頃を思い出すラインナップ。
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ただ、残念ながら後継者がいないのか閉店してしまった店も多い。
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商店街を過ぎると春日通りに出る。すぐに大江戸線新御徒町駅、ここで見つけたのが『志村金網店』。店構えも渋いが看板の文字が一文字ずつ金網の中にあるのが面白い。
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左衛門橋通りを左に曲がる。少し歩くと右にも左にもお寺だらけ。浅草通りに出ると上野駅方向に仏具屋が並ぶ。
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その先の住所は『松が谷』になる。するとさらにお寺が増えてくる。
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さらに5分ほど歩くとようやく目的地、秋葉神社に到着、秋葉原駅からここまで歩いて40分、結構遠い。鳥居をくぐると左側に本殿、お参りをさせてもらう。神社の縁起には『明治2年には広大な火除地が設けられ、明治3年にその中央に秋葉社が創建された。
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しかし、明治21年の鉄道開業とともにこの地に移され、今に至る』とある。『秋葉原』の由来となった神社、つまり『リアル秋葉原』である。
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参拝後、帰りのことを考えながら歩いているとすぐのところに台東区コミニュティバスのバス停を発見、同時に曲がってくるバスも発見。慌てて走ったが、無事に上野駅まで辿り着くことができた。