hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

寒そうなカラスウリ

2025-01-19 23:32:00 | 日記
町を歩くと食べられる実もあれば食べられない実もある。ただ、人が食べなくても鳥が食べる実もあるが、カラスウリは鳥にあまり人気がないのか、所々にまだ残されている。葉っぱはとうに枯れてしまっているのに。
なぜカラスウリだけ人気がないのだろうか、毒があるのかな?目立つのにね。


見た目は美味そうなのに。道を歩くとカラスウリばかりが気になってしまう。






王子付近の坂道④

2025-01-19 05:00:00 | 坂道
『東京の坂、日本の坂』その229。王子付近の坂巡りの3回目。牛蒡坂を降りて都電の踏切。これを越えて道なりに行くと広い通りに出る。

これを左に行くと西巣鴨の交差点で中山道に合流、さらに少し行くと懐かしいが寂れた宮元商店街の前に出る。

入口のたばこ屋さんで左右に道が分かれていてそのいずれもが商店街らしい。右側に行くとゆるい坂となり、これが『御代の台の坂』である。



今は店の半分くらいしか営業していないが、かつては賑わっていたらしく、またこの道も古道である。ただ、坂道の案内板もなく、御代の台自体も何を意味しているのかは調べても分からなかった。

私が気になったのは今も営業している古びた食堂、『亀鶴食堂』。亀の字が半分消えかけているが、盛業中でハンバーグや鳥唐揚げ、鯖の塩焼きなど定食中心のようである。ランチがまだなら入っては見たかったが。お隣も四川料理のお店らしい。



再び中山道に戻り、右にまがる。『きつぬ塚通り』と書いてある看板があるが、これを手前の方に右折するとゆるい下り坂となる。これが『狐塚の坂』で案内板には『滝野川消防署三軒家出張所のところに狐塚があったことによる』とある。



さらに『南西向かい側の重吉弁天には1798年造立の石造廻國塔には「これよりたきのがわ(滝野川)べんてん、たきふとう(滝不動)、おふし、六阿弥陀、せんぢゅ(千住)みち」と刻まれ、岩屋弁天、正受院への参詣や六阿弥陀詣での人々が利用したことがしのばれる』とある。

フランス国際学園の先を道なりに行くと右手に滝野川八幡宮が出てくる。創建は不明だが、一説によるも1202年とも言われる旧滝野川村の鎮守であった。




また、江戸時代は野菜の種の生産が盛んで明治以降も種子問屋がたくさん置かれ、組合の会合場所としても使われていた。特にニンジンと牛蒡は有名、ニンジンは金時ニンジンのような濃い赤紅色の香りの強い品種で1mほどになる。また滝野川牛蒡は江戸時代に品種改良された長さ1mを超える大ごぼうであった。



境内は広く、まだ初詣の人が多数いて社務所で御神籤や破魔矢、御朱印などを求めていた。また、境内には大きなイチョウの木があるが、葉は全て落ち丸裸であった。



神社の前の道を行き、パス会社の車庫を左に曲がると石神井川に当たる。そのまま観音橋を渡り、まっすぐ行くと壽徳寺に向かう坂道がある。



これが『谷津観音の坂』である。寿徳寺は谷津観音という子育て観音が有名で江戸時代から参詣する人が通った坂道である。