hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

久しぶりの大塚駅、『ぐいのみ大』で呑む

2023-02-08 05:00:00 | グルメ
大塚駅付近には銘酒を飲ませてくれる名居酒屋が多くある。私にとって四谷三丁目、神泉、三軒茶屋と並んでいい店を探すならここというスポットである。

しかし、コロナ禍以降はなかなか飲みに行くと簡単に誘いにくい状態が長く続いてしまい、そのうちに無くなった店も少なくない。今日は2年ぶりに大塚駅で降りた。串駒や江戸一のような敷居の高い店ではなく、私のNo1は『ぐいのみ大』か『みや穂』である。本日は2年ぶりにぐいのみ大にお邪魔した。


店に入ると蔵元の前掛けが多数ぶら下り、雰囲気を醸し出している。まずはハートランド生で乾杯。お通しは3品、ニンジンのしりしり、小松菜と油揚げの煮浸し、はたの南蛮漬。いずれも優しい味である。



まずは『カワハギの肝あえ』『きんめの刺身』の2品、4人ではやや量が少ないが、珍味として頂く。いずれも美味い、カワハギはフグに劣らない味である。



ここで日本酒、『亀泉』(高知県)のうすにごりからスタート。もちろん2合頼む、濃厚で甘そうで甘くない。しっかりした味は肝あえにはよく合う。また、この店オリジナルの徳利も面白い。青、緑、白、茶色、赤など色も多い。



続いて名物の『鶏の唐揚げ』、カレー塩で頂く。これも5個入りを頼んだが瞬間蒸発。次の『揚げたて厚揚げ』、4つに切ってあったが、こちらもあっという間になくなった。

酒も無くなったので今度はスッキリ辛口の『開春』(島根県大田市)、『日高見』(宮城県石巻市)。

つまみにはシラス入りオムレツ、赤鬼(三軒茶屋)で出される貝柱入りオムレツも美味いが、なぜかオムレツのつまみは日本酒にベストマッチと思う。

先程の唐揚げだけでは足りない若手の要望でチキン南蛮を追加。このタルタルソースがよくできている。下北沢の両花と同じように甘くないように味付けされている。



ボリュームのあるつまみばかりだったのでここで珍味系『赤海鼠酢』『あん肝』。食感が変わり、ついつい箸が伸びる。


箸休めの漬物盛り合わせで一休み。
酒は『乾坤一』(宮城県)の冬の華、深みのある味わいでしっとりしている。さらに『仙禽』(栃木県)、こちらはやや酸が立ち、口の中に広がる。



つまみは白子焼き、シラスと大葉のピザ。酒は足りなくなり、『佐久の花』(長野県)を注文。



酒もつまみもレベルが高く、名物は流石に美味い。参加者は全て満足、変わらぬ旨さにホッとしたのである。ご馳走さまでした。

ぐいのみ大
豊島区南大塚3ー38ー9
0339856668



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