hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

小金井の坂⑥〜昨年12月に行きました

2023-02-09 05:00:00 | 坂道
『東京の坂、日本の坂』その169。小金井市の坂道⑥、武蔵小金井駅北口を出て北大通り周辺の坂道を歩く。『弥五ちゃんの坂』から元の道まで戻り、そのまままっすぐに歩く。すると上り坂になる。

(大日様の坂)
坂を上っていくも小さな祠があるが、これが『大日様の坂』。この祠に大日如来が祀られているためこの名前が付けられた。

祠を左に曲がると右側に大きな神社が出てくるが、これが山王稲穂神社であり、鳥居からまっすぐ伸びる山道の坂道が『山王山の坂』である。
(山王山の坂)

山王稲穂神社は1654年の500石新田開発に伴い、新田の守護神として江戸麹町山王宮より勧請創祀したもので国家国土、産業安泰の御神徳があるとされている。


明治になり山王社から現在の稲荷神社と改称されている。最近では平成18年の夏の甲子園で優勝した早稲田実業野球部がこちらの幸福守を身に付けていたことから有名になった。



神社にお参りした後、先ほどの『三五郎さんの坂』を左に曲がり、まっすぐ歩く。上水公園を越え、小金井支援学校の横からなだらかな上り坂となるが、これが『墓場山の坂』である。昔は支援学校あたりは中川家の墓地であったため、この名前がつけられた。

(墓場山の坂)

右に曲がり、小金井街道に出る。この辺りが『磯村の坂』である。赤い稲荷の坂の北側から小金井橋まで伸びる坂道で大正末期頃まで磯村貞吉という人の別荘があったため名付けられた。


(磯村の坂)
ここから武蔵小金井駅まで歩くが右側は大きな聖霊修道院の敷地となっていて緑がふんだんにある。



小金井街道の反対側にはまだまだ坂道はあるが、日が傾き、寒くなったので今回はここまでとした。





最新の画像もっと見る