hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

『夏旅2024』⑥〜大和神社、黒塚古墳、箸墓古墳、大神神社

2024-08-17 05:00:00 | 旅行
『夏旅2024』⑥、夜都伎神社を後に広い車道まで戻り、大和神社に向かう。山の辺の道からは少し西側に大和神社(おおやまとじんじゃ)がある。駐車場に車を停めて両側に大木が並ぶ参道を5分ほど歩くと本殿に到着。





祭神は日本大国魂大神、八千戈大神、御年大神であり、古代より続く神社。戦艦大和の守護神とされ、境内には戦艦大和資料館もある。



隣には高龗神社(たかおかみ)が祀られていてこちらは水を司る神様、他に朝日神社・厳島神社・事大神社・増御子神社などが並んでいた。社務所で御朱印を頂くが、戦艦大和の付いた交通安全のお守りも頂いた。



黒塚古墳に向かうが、この辺りはとにかく道が狭く、わかりにくい。ようやく古墳の前には着くが、今度は展示館の駐車場を探して右往左往。ようやく見つけて車を停めたが、展示館は月曜日休館。



やむなく古墳を見に行く。全長は130mの前方後円墳で周りの堀は青々とした水をたたえている。古墳に登るとあたりの風景がよく見え、気持ちがいい。




どのあたりに石室があったかは頂上に示されていた。1998年に卑弥呼の鏡といわれる三角縁神獣鏡が三十三面も発掘されたと聞いていたのだが、その関係資料が見ることができず残念であった。



国道を走ると箸中の交差点、これを左手に曲がり箸墓古墳を探すが、ここも駐車場がなく、Uターン。近くの田んぼから眺めることにする。卑弥呼の墓とも言われ、全長は280mの大型の前方後円墳を眺めた。



昼近くなってきたので今回の山の辺の道終着である大神(おおみわ)神社へ。国道をしばらく行くと左側に大きな鳥居があるのでこれを左折、すぐに第1駐車場。これが近いのかと思い停め、炎天下歩き始めるがその先に2、3、4と駐車場が続き、一番神社に近いのが第6駐車場。これに気づかなかったものだから、相方にブーブー言われる。

JR桜井線三輪駅を越えると第二鳥居、この先は参道工事中のため、踏切の先は歩かざるをえない。自動車のお祓い場を越えてさらに行くと石段が見えてくる。



長い石段を登り、ようやく拝殿に到着。この神社の御神体は三輪山であり、本殿はない。



日本で最も古い神社であり、明治以前は三輪明神、明治以降は三輪神社と呼ばれている。拝殿は徳川4代将軍家綱が寄進した立派なものである。



境内には『巳の神杉』、これは御祭神の大物主大神が蛇に姿を変えられたと日本書紀にある。蛇神は大神の化身として信仰されている。この蛇が出入りするためにこのように呼ばれている。

左側にある社務所はクーラーの効いた立派な建物で入口には『なでうさぎ』がいる。神社では卯の日を神縁の日としてお祭りをしている。このうさぎはかつては一の鳥居の大灯籠の火袋を守っていたもので身体の悪いところを撫でると治ると伝わっており、思わず足を撫でた。(以下、次回)


最新の画像もっと見る