hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

宿場町を歩く⑧〜杉戸宿①

2022-07-11 05:00:00 | 宿場町
『宿場町を歩く』その8。杉戸宿①今回は日本橋を出て日光道中5番目の宿場町杉戸宿を歩く。最寄りの駅は東武線伊勢崎線東武動物園前駅である。実はこの駅名は1981年に東武動物園が完成した際に改名されたもので1899年に駅が完成した際には『杉戸』駅であった。さらにややこしいのは駅の所在地は杉戸町ではなく、お隣の宮代町、杉戸町は駅西口すぐの古利根川に架かる古川橋を越えてからなのである。



駅西口に出て古川橋を渡り、川沿いの道を右に曲がる。毎年夏にこの川では『古利根川流灯祭り』が催されているが、コロナ禍のため2年連続で中止とのこと。



お洒落な山小屋風の喫茶店の先に杉戸町観光協会がある。ここで宿場印をゲット、さらに宿場の観光案内図も貰う。するとどのくらい宿場印を集めたのか聞かれ、日本橋・粕壁・越ヶ谷を集めてここで4ヶ所目というと近くばかりでなく、日光まで集めて下さいと言われ、退職して暇になったらと話す。



単なるスタンプラリーでなく、宿場町を端から端まで歩くことにしているので1日に幾つも回れない。次に行く東福寺のことを聞くとわざわざ外に出て道を教えて貰った。



少し戻り、川から外れたあたりに『東福寺』がある。今は緑の瓦屋根が立派な民家のような建物だが、ここはかつての杉戸宿と清池村の境であり、明治22年の市町村制導入時に町役場が一時置かれたほどの寺である。



少し行くと旧日光街道(現、県道373号線)に出る。旧街道ではあるが、2車線でそれほど交通量が多くない。



ただ、橋本屋(蕎麦屋)・田中建具店の2軒の看板づくりの商家は並んで現役のようである。



杉戸高校、杉戸キリスト教会の前を通過。杉戸キリスト教会は埼玉県で2番目に古い教会である。



そのお隣が『近津神社』、元の社殿が造られたのが1684年という記録があったので江戸時代よりは古いが2001年に不審火で本殿は焼失、仮本殿がある。



境内には富士塚や立派な銀杏の木、古い狛犬などが残っており、由緒ある神社であったことは間違いない。

それにしても真っ直ぐではなく横を向いた狛犬は珍しい。(以下、次回)




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