昨年暮れから色々なパーティーに出席、ようやく今回で最後となった。パーティーは一見楽しいように思われるが、それは内々だったり、親しい仲間とのもの。殆どがクライアントや媒体主催のものでいつも緊張が伴う。私はパーティーに呼ばれると必ず握り寿司とローストビーフは食べるが、立ってものを食べるとすぐ腹がいっぱいとなる。最後に麺類や丼などを食べればいいのだが、ついつい面倒になって席を立ってしまう。
帰りの電車でやはりカレーライスでも食べておけばと考えても後の祭り、しかし、下北沢駅で小田急線から井の頭線に乗り換える時に『箱根そば』の看板を発見した。
店内の券売機で食券を買うと厨房に通じ、食券番号がモニターに出るとカウンターまで取りに行く仕組み。何を食べるかを考えたが、寒さもありかけそば系、たぬきそば(480円)とかき揚げそば(540円)で悩む。メニューに乗っている写真のかき揚げが斜めに置かれていてベシャベシャになっていないことを確認した上でかき揚げそばを選択した。
席に着いて待つこと3分、155番がモニターに出て、カウンターに蕎麦を取りに向かう。箸は下手なのでSDG'sには反するが割り箸、七味唐辛子も振って席に戻る。
先程の写真通りかき揚げは斜めに置かれていて半分はツユの上にある。いい具合にワカメと振りネギがあり、一口ツユを飲むがこれがアツアツ。味は思ったより薄味であった。
麺は細麺で喉越しがいい。かき揚げは玉ねぎスライスがベースでニンジンやミツバが入り、あまり厚くならないように仕上げてある。サクサク感は残っているのが嬉しい。ちゃんと寿司5巻、ローストビーフ1切れを食べた後だけに、これだけ頂ければ満足。
身体が暖かくなり、井の頭線に急いだ。ちなみにこのお店は改札の真ん中にあり、改札内外とも利用できる便利な形。ご馳走さまでした。
箱根そば
小田急線下北沢駅構内