久しく足が遠のいていた日本橋の立食い蕎麦の名店『そばよし』で遅めのランチを頂いた。緊急事態宣言の中で2時過ぎに行けばガラガラだろうとたかを括っていたが、狭い店内には10人以上の人がいた。
暖簾をくぐり、右側にある食券の販売機で『たぬきそば』(370円)を選択、これを厨房の中国語訛りのおねえさんに渡す。そこから5分くらいで呼ばれて、『ネギ入れますか』と聞かれ、『お願いします』と答え、たぬきそばをおぼんに載せてもらう。
そばよしはかつて『ぶらタモリ』でタモリが絶賛した鰹節問屋の経営する立食い蕎麦。早速、一口と七味をかけて頂く。細い麺でつるりと口に入るが、とにかく熱い。椅子があるからいいが、この丼は持つことは不可能である。
少し冷めてからツユを頂くが、このツユが独特。とにかくカツオが濃い。しっかりとした味がついていて唸らせる。ただ、揚げ玉が細かすぎて味わいがやや欠ける気がするが。
テーブルにご飯を追加して、これに削り節(無料)を掛け、醤油を垂らすと美味いとあるが、中途半端な時間のため、今回は諦めた。
今は本店、京橋店に加え、神谷町店もできたらしいが、チェーン店とは一線を画す味が好まれるのは頷ける。この店はあまりコロナは関係ないようである。ご馳走さまでした。
そばよし
中央区日本橋本町1ー1ー7
0332410884
中央区日本橋本町1ー1ー7
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