ふじ屋を出て少し行くと右手に七味唐辛子のやげんぼりの店が出てくる。入口には唐辛子を粉にする臼が置いてある。七味唐辛子も風味がいいこちらでいつも買っている。
隅田川方向に向かう。神谷バーの前を通過して吾妻橋の袂に。
見ると猫のオブジェ、これは東京芸大・墨田区・台東区が2年間に渡り行なっているアートプロジェクトで『そらちゃん』と名付けられている。単なる猫型のオブジェではなく、目から覗くと魚眼レンズのように対岸を見ることができる。
それにしてもアサヒビールの金色のオブジェ、スカイツリー、隅田川が一望できる風景は素晴らしい。ここで連れ合いから『川は隅田川なのに区は墨田区と字が違うのはなぜか?』と聞かれる。調べたことがあるのに思い出せない。
後で調べると、『1947年に区の名前を決める際、新聞社が区民に意見を聞いたところ隅田区が1位だったが、隅の字が当用漢字になかったことから墨田区となった』ということらしい。
橋を渡るとちょうど東武特急スペーシアと水上バスを同時に写メに撮ることができた。橋を渡ってすぐのところにある海老屋という佃煮屋さんであみとアサリの浅煮を購入。
戻って再び道をまっすぐ行くと浅草通りに出るが、左手に見えるスカイツリーの大きさにびっくり、思わず写メを撮る。
渡ったところにある『岩崎のこんぶ』でおぼろの実を購入する。おぼろ昆布の中に麩などが入っており、お湯を注ぐだけで美味いすまし汁ができる。ただ、徐々に値段が上がり、6個で920円と今はやや高いが。
これだけ購入してほぼ目的は達したので浅草を後にした。